早朝の気温は0度。 霜がおりて畑が白くなっていたが、7時頃から雪が落ち始め野菜の葉につもってさらに白さを深めていた。 ただ、昼頃まで降ったり止んだりを繰り返していたので積もるほどではなかった。 でも、杉の沢や赤倉から来た車であろうか屋根にどっさりと雪を載せて走っている姿を見た。
そんな中、今日はSL試運転日の3ヶ日目で、9時半遠くに汽笛が聞こえたので、急いで線路脇へと降りて行った。 しばらく待っていると、やがてSLはやって来たが、来たと思うとすぐに通り過ぎてしまう。 そして黒姫駅へと場所を移して撮影の続きをし、さらにディーゼル機関車に引かれて長野へ戻る列車を写すべく、古間北信号の跨線橋へと急いだ。 ここには脚立を立てて本格的な姿で写す人たちが群がっていたが、残念ながら黒姫山には雲がかかっており、列車と山を一緒に撮ることはできなかった。
撮った写真を見たら、あちこちに白い斑点のようなものがある。 レンズを汚したか、あるいはカビでも付いたかなと一瞬思ったが、よく考えてみたら、粉雪が舞っていたためであった。
長野へ戻る列車は、二連のディーゼル機関車が牽引していくのだが、このDL16という機関車も役目が終わって間もなく引退するらしい。 そして、午後2時半過ぎ再びカメラを持って出かけた。
町立総合体育館脇を通過するSL。
SLが引く客車の側面上部にある案内表示には「SL試運転」と表示されていた。 また、窓枠の下あたりに「JR」という白い大きな文字が付いていることがよくあるが、この列車にはその表示がなかった。 SLやDLは、国鉄時代の名残であろうから、それにならったのかもしれない。
黒姫駅のホームで長野へ戻るための作業をしているSL。 列車の最後尾にある赤いテールライトをSLに装着していた。
黒姫駅の改札口から撮ったSLの運転席付近。
古間北交差点脇の跨線橋から撮ったディーゼル機関車。 昼過ぎ青空が出て薄く雪化粧した黒姫山が見えていたのだが、午後のSLが来る頃には再び雪雲が出始め、どうにか黒姫のゲレンデだけが見えていた。
黒姫駅に転車台(ターンテーブル)がないため(残骸はあるのだが)、SLは後ろ向きにディーゼル機関車に牽引され長野へ戻る。
昼過ぎ一時晴れた時に見られた黒姫山。 うっすらと雪化粧、そして黒姫のゲレンデは真っ白に象られていた。 そんな合間に、一茶記念館で行われた一茶忌を訪ねたが講演を聴く時間がなく、新そばだけを堪能してきた。
今日の暦から : 先んずればガンを制す
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