先日、信濃町生まれの方からコメントをいただき、例年9月の3週目頃に行われている秋祭りの様子を知りたいとのことでした。 あらためて旧い写真をひっくり返したのですが、2000年になってから私自身も秋祭りに参加(観るだけですが)した年は意外に少なかったです。 その中から2004年に写したものがありましたので掲載しておくことにしました。(以前にも載せたかもしれません) たぶん祭りの内容は大方変わっていないことと思います。
秋祭りは、五穀豊穣と百万遍(虫追い)を願い、以前は曜日にかかわらず決まった日に行われていたようです。 住民の生活が変わって来たからでしょう、祭日にかかる場合もあるでしょうが、確か土曜日から日曜日にかけて行われ、土曜日の午前中から神楽作りが始まり、リヤカーの上にお社を乗せ飾り付けを行います。 リヤカーの端にはお祝いの一升瓶が入るようなマス目が入っています。 隣町の三水では、さらにプロパンガスやガスコンロ、食材なども載せており、夜通しの奉納舞いの中で同時に宴会が行うよう酒肴の準備がされています。(ほぼ10年前には)
午後から夕方にかけて町(組)内を笛と太鼓とお囃子などでめぐり、各戸では祝いの一封や酒を頂き、新築の家や役員さんの家などでは家内安全などを祈願し獅子舞が舞われます。 舞ってもらうと、酒肴接待などもありますが、そんな華美になることはありません。
現在も行われているか分かりませんが、我が組では夕方になると、古間商店街の一角(オグチさんの店先)で、獅子舞を披露していました。 7時頃からでしょうか、各組の神楽が集まってきて商店街を行き交い、そんな中でもご祝儀をいただく様子が見られ、商店主の方々は大変なことでしょう。 9時頃には、葬祭場(かつての第一スーパー)の駐車場に各組の神楽が集まり、揃った所で古間神社の境内へと上っていくことになります。 花火が上がる時もあります。 社殿にのぼると、10時頃から神主さんのお祓いや役員さんの挨拶があり、各組の奉納舞などが舞われます。 神輿だけの組は、社殿の前でただワッショイワッショイと、また龍の組は、玉を追いかける姿を披露するだけのようです。
20年前は、奉納舞が午前1時過ぎまで行われ、その時分になると寒さが深まり、震えながら観ていたものでした。 現在では神楽を出す組が減り、舞の時間も短くなって、0時までには各組とも会館へ引き上げているようです。
夜店はあまり多くありません。 翌日は神楽を解体して収納する作業があります。 「あしぞろい」とか「あとふき」とか、特有の言い回しがあります。
デジカメで撮った動画が2つ有りました。 一つは各戸をめぐる様子で、もう一つは商店街での獅子舞(一部)です。
2 件のコメント:
こんにちは^^
ありがとうございます!とっても嬉しかったです。
古間のお祭りは私の実家の地域よりも1週間早く、なかなか見ることが出来なかったので興味深く拝見しました☆知ってるお話も記載されていて懐かしいです。
残念ながら動画は見られませんでしたが、沢山のお写真を見て嬉しくなりました。
ご親切とお手数を掛けて頂いたことに感謝します!
直近の情報&写真がなくて、また他の区の情報もほとんど有りませんで失礼しました。
m(__)m
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