師走に入って、神社仏閣などでの大掃除のニュースがちらほら聞こえるようになって来ましたが、我が家でもと思いつつ、なかなか重い腰が上がらないでいます。 昔と違って畳の部屋は少ないし、個人用の狭い部屋ばかりで、家族総出で掃除をするという住環境でなくなってしまい、皆で「掃除をする」という意識も過去のものになった感があります。 と言いつつも我が家の住人は2人のみ。
それでも、畳を上げたり押入れの整理などをすると、数十年前の新聞や古い写真などが出てきて、懐かしさのあまり仕事そっちのけで見入ってしまうことがよくあります。
今回出てきたのは、カレンダーの写真で、群馬県の農家らしく旧家のような佇まいのような雰囲気が伝わって来るものでした。
信濃町でも茅葺きの家は少なくなり、柏原ですと鍛冶屋の与平さんのお宅(町の文化遺産になっています)と、あとは菅川と古海地区に数軒残すのみではないかと思います。 カヤの葺き替えには、1千万とか2千万(あるいはそれ以上)というたいそうなお金がかかるそうで、現代にあっては個人が維持していくのには難しく、殆どの家がトタンに吹き替えています。
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