3月の福島原発事故による放射能漏れに対し、枝野元官房長官は「直ちに人体に影響を与える値ではない」とたびたび発言し国民を騙し続けてきた挙句に、原子力発電を所轄する経済産業省大臣の職に就いている。 既に福島の子供達の中には異常な鼻血を出す子供がいるなど、被曝の影響が少しずつ現れているようですが、その多くの情報は隠されたまま公にはされていないようです。 事実かどうか分かりませんが、枝野大臣(官房長官職時)は事故発生の際に被曝を避けるために家族をシンガポールに避難させたと伝聞されていました。 福島原発で働く東京電力の職員の中にも家族を疎開させた人がいると聞きます。 被曝基準値を上げるなどのマヤカシが行われ、しかも住民への避難指示は後手後手で、とにかく国の金を使わないことに終始し、国の行政も政治家も国民の安全を守ることを忘れてしまっているのがこの国の実態なのです。 政治家や官僚などは、国の制度や財政を守り、自分たちの利益や保身ばかりに拘泥し、国民はいつも捨ておかれているのです。 それを支えているのが大企業などの経済界とマスコミ、似非学者など。
資源エネルギー庁などは、反原発や脱原発にかかわる運動を展開しているサイトやブログを検閲し、国民弾圧への情報集めをしているらしい。 警察など司法も、悪徳政治家や大企業を守る側にあって、反原発デモなど市民活動を封じる方に目が向いており、そういった実に哀しい現実がこの国の大勢を占めていると言っても過言ではないように思われます。
さて、先日「反戦な家づくり」の中で、スマートフォーンであるiPhoneに接続して放射能を計測するガイガーカウンター(キット)について記されていました。 3月の事故以来、孫を九州へ避難させたり、線量計の購入を考えていましたが、市場に出回った線量計の数が少なく価格が高い上、動作が不安定と聞き、しかも食品などに含まれる線量を測ることは出来ないなど、考え倦ねていた所に届いた安価なキット情報で、早速注文していた所、昨日その部品が配達されて来ました。
早速、センサー基板を収容するFRISKのケースを買いにコンビニへ。 中身のミントは科学的な味で舌触りが良くなく捨てました。
製作は、このケースからケーブルを出すための穴(切り込み)を作る所から始まり、ニッパーで少しずつ切り込みを入れるとありますが、どうしても割れ目が拡大してしまいます。 私は糸鋸を使って切り込みを入れ、ヤスリで丸みを付けたりバリを取りました。 あとはアルミ箔を何重にも折ってセンサー基板をはさみ込んでケースに収容。
9V電池をはめ込むのが少しやりにくい。 FRISKケースと電池ケースを両面テープで貼りつけて、全体をゴムバンドなどで留めて作業は終了です。
iPhoneアプリ(ポケットガイガー)はLite(無料)版とPro(有料)版がありますが、まずは無料版で試しています。
1日使ってみた感想ですが、
1.ノイズと震動に弱いので、カウンターとiPhoneは手に持たない方が良いようです。
2.計測値が安定してくるのは開始後7?8分後で、10分後の数値と終了する20分後ではほぼ同じ値を示しています。
多少使い勝手が悪いのは安価であることで相殺したいと思います。
また、最近、三和製作所という会社が、完成品としてのiPhone用放射線測定器を製造し販売を開始したと知りましたが、バックオーダーを相当に抱えているようで、今(仮)注文しても品物が届くのは来年の2月末頃になるようです。 こちらは少し高いといっても1万円ほどと、まだ我々の手に入りやすい価格となっています。 今回のキットよりも、震動やノイズに強く、計測時間が早いということであれば、購入しても良いかなと思っている所です。
さて、問題を抱えた原発は国内に数多くあるようですが、原発は必要だと経済界などは再検討どころか推進を表明したり、原発建設予定地の首長が補助金欲しさに建設促進を陳情するという、日本国全体の行く末を考慮した思考の無さに残念な思いがしています。
山口県の上関原発建設を中国電力が断念したという報道がいつぞや流れましたが、現地では建設工事にむけた作業がいまだ続けられているとのことです。 また青森県の大間原発の建設を断念したというニュースが流れたと思ったら、そんなことは言っていないという東京電力(電源開発?)の報道があったりと、原発から自然エネルギーへのシフトにはまだまだ大きな壁が存在しているようです。
メーリングリストやブログでたくさん紹介されていると思いますが、こちらにもユーチューブ映像を掲載しました。 ロックなんてよく分からない世代ですが、いろんな立場や分野で、この国の社会問題を訴えてくれる活動には敬意を表したいですね。
「犯す前に犯すとは言わない」という防衛省局長の不見識な発言や、就任早々「素人発言」した防衛大臣は「沖縄での米軍兵士の犯罪」についての一定の理解がない。 キャバクラ代を政治活動費から払っていたという民主党議員、そういえば江田五月にもそんな醜聞があったような記憶があります。 結局、あの自民党政権からの政権交代は何の意味もなかったのだと、やっと国民は認識しだしたのでしょう。 それが先日の大阪での選挙結果に出ています。 このままですと次の国政選挙では大方の民主党議員は落選することになるかもしれませんし、これまでと同様に棄民政策が行われるのでしたら、私もそれを強く望むところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿