数日間の大雪のあと、今朝は真っ白に輝く黒姫山の勇壮な姿がカメラを通して見られました。 雪国生活は大変なことが多いのですが、こんな景色が見られると疲れも吹っ飛んでしまいます。
さて、東京大学医学部の教授をされている矢作直樹さんという方が書かれた「人は死なない」を先日読み終えました。
生命の不思議、宇宙の神秘、宗教の起源、非日常的現象などを著者の体験から具体的に説明し、「神」とは言わずに「摂理」という言葉に置き換え、多次元の宇宙の中に生命は生き続けると説いています(と思いました)。
そして最後には、人としての生き方について、「霊性」、「良心」、「労り」、「足るを知る」、「利他」の心が大事だとしています。
登山、医療、実母の死などの実体験から霊魂の存在を感じるようになったと著者を述べていますが、その内容は宗教的でもなく、またスピリチュアル的でもありません。 大変誠実な人柄ではないかと行間に感じられ、重いテーマなのにすーっと心に沁みてくる内容でした。
この書籍はずっと座右におき、時々読み直したいと思ってます。
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