今日、黒姫では午前中まで雪が降っていたようで、夕方近くになっても周囲の雪は消えていません。 今夜未明から再び雪降りで、明日は一日中降雪の予報です。 いよいよ本格的な雪国になりそうな気配が感じられます。
その黒姫での暖房は床暖房と薪ストーブにたよっていますが、燃料費がかかる(灯油の価格は20年前の倍以上)こともあって、消費状況を見ながら交互に利用するようにしています。 ただ床暖・ストーブともに暖まるまでの立ち上がりが遅く、また二階を暖める必要から、ファンヒーターやアラジン・ブルーフレームも置いてあり、状況に応じて使うようにしています。
翻って主住場所での暖房ですが、エアコンと電気による床暖を20年近く使って来ました。 停電になると暖房の手立てがなくなるうえ、原発に反意を示しながら従前と同じように電気を大量消費しているのはまずいと気づき、昔使っていた石油ストーブを使うことにしました。
納屋から取り出した石油ストーブは20数年ぶりに使うもので、アラジン・ブルーフレームはノブが空回りして使えないので、ネット検索で修理屋さんを見つけ、今日修理に来てもらいました。
パーフェクションの方は国内では生産もメンテもしていないようで、ビンテージ物だと一部マニアのコレクション対象になっているようです。 構造としては単純なので、芯を交換すれば使えるようになるかもしれません。 色々調べていたら、国産品で代替することが可能のようで、やっと販売サイトを見つけることができました。 こういう時、たぶんアメリカなど先進国だと古い修理部品や消耗品であっても容易に手にすることができると思うのですが、日本では生産終了後の保存期間は確か7年と非常に短い。 毎年新しいモデルが出てくるので、消費者は新しい物に目を奪われ、古い物を大事にせず、いとも簡単に廃棄するという風潮がまかり通ってしまうのです。
アラジンは、青白い炎ですぐ暖かくはなりませんが、部屋をじっくり温め、また鍋やヤカンを載せて沸かしたりすることもできます。 灯油の消費量も少ないように思われます。 逆に、パーフェクションはガラス越しに暖かい炎が見えて、余計に暖かく感じられますが、燃費の度合いが高いように感じられます。
共に耐震装置はついていますが、最近の家は密閉度が高いので、しばしば空気の入れ換えをするなどの注意が必要と思われます。
ところで、灯油に消費期限があることを初めて知りました。 古い灯油は酸化したり保存ケースのゴミ(ポリからの溶解物など)などが入り、これを使うとストーブの芯を固めてしまい早々にダメになってしまう由。 ファンヒーターなども同様のようです。 ポリタンクの利用は短期に限った方が良さそうです。 災害時のためにと10年以上前から灯油缶(ポリ)で納屋に保存していたのですが、これは早々にガソリンスタンドで引き取ってもらわなければばりません。
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