寒波襲来で黒姫の里は一面真っ白になったようで、間断でもこのまま雪降りが続いていけば根雪になることでしょう。 17日開業を宣言していた黒姫高原スノーパークは一日遅れの本日から営業を開始したようです。 クリスマス頃までは無理ではないかと思っていましたが、意外に早いオープンでした。 総じてスキー人口が減少している昨今にあって、観光関係者にとって雪がないのは致命的な問題になります。 ペンションなど宿も含め関係者は安堵されていることでしょう。
さて、野田総理大臣が福島原発事故に対し「冷温停止宣言」をされたそうです。 実際にその内容については聞いておりませんが、評価、批判を含め各種報道を見ていても、俄に信用する気になれません。 枝野幸男経済産業省大臣が官房長官の時、再三「ただちに影響のあるレベルではない」と問題を殊更に矮小化していましたが、避難区域は日毎に拡大するばかりで、ウソはついていないと抗弁するばかりなのです。 弁護士特有の二枚(あるいは三枚、四枚?)舌の持ち主なのかもしれません。
そのような実態を踏まえ、ほとんどの国民は今回の「冷温停止宣言」を素直に信用はしていないと思います。 宮城県内の被災者住宅が完成し入居できたと思ったら、連日の寒さですきま風は入る、結露がひどいなど、かなり粗悪な住環境にあるらしいです。 行政は業者に丸投げで精査せず、復興計画も企業が儲かるような仕組みの中で計画が練られているように思われます。
そんな中、消費税増税、社会保障制度の改悪が行われようとしています。 こんな政権は早々に退いてもらう必要があります。 鳩山、菅、野田と、民主党政権はことごとく国民を裏切りました。 まずは来年あるであろう衆議院議員選挙にあたって、一人でも多くの「民主党議員は落とす」ことを表明することで民主党政権に圧力をかけたいと思います。
次の映像をご覧ください。 記者会見で神保さんの質問に野田は(燃料棒の行方?について)真摯に答えていないし、都合の悪い質問に対しては官僚(広報官)もそそくさと次の質問に移ろうとしている姿が見えます。
来日した韓国の李明博大統領に、戦時中の慰安婦問題に対しまともな回答ができない野田には実に困ったものです。 官僚が書いた台詞をそのまま代読したのでしょう。 いつまでも水掛け論を展開していては一向に解決の道のりはないわけです。 かつての日本が加害国であり歴史上の事実であることを認め謝る所から出発しないと何も進展しないし、一番近い国なのに一番遠い関係をいつまでも続けることになります。 英断するような政治家はいないのでしょうか?
◯保安院、海への汚染水 ゼロ扱い(東京新聞2011.12.16)
◯<冷温停止宣言>国内外の不信払拭を優先 「稚拙」指摘も(毎日新聞2011.12.16)
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