お知らせ

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*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

*東京新聞(中日新聞)、日刊現代、信濃毎日新聞、長周新聞などややローカルなメディアから、今の日本をチェックしましょう。



人と防災未来センター

*2012年6月、ブログ「続・黒姫高原はんぐろ日記」を開設し、自宅サーバで運用してきたブログ「黒姫高原・はんぐろ日記」の記事等をこちらへ移行しました。 2012年5月以前の記事に載せた写真等はおいおい移行しようと思っていますが、当面ブランクのままの表示となっています。 また従前から開いていたホームページ「黒姫高原・コム」は2015年1月に閉鎖しました。

*過去に所有したドメイン名 kurohimekogen.com, kurohime.com, kurohime.info は順次放棄し、当ブログへの転送設定も停止しております。

*新聞の切り抜き等で拡大表示しても文字の判読が難しい時があります。 そのような場合は、切り抜き画像をパソコンにダウンロードしてから表示されると読みやすくなります。

*お問い合わせメールは、kurohimekogen●gmail●comへ(●は文字を入れ換え、すべて半角で)

*↓時々、先日付の投稿があります。
 下へスクロールして直近の投稿を確認して下さい。

***掲載した主な画像(写真)の上にカーソルを置きクリックすると拡大されて文字が読みやすくなり、さらにクリックするか当該画像右上のXをクリックすると元のサイズに戻ります***


(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

2006年3月31日金曜日

久しぶりの天望館

 今日は、野尻湖発掘調査の見学最終日なので、行って見聞を広めようと思っていたが、雪がなかなかやまないのでやめてしまった。 そのかわり、久しぶりに高速インターわきの天望館へ行った。 平日だしスキーシーズンも終わりなので、客はほとんどおらず、食堂でそばとソフトクリームを食した。
 やっぱり高沢のそばは美味しい。 量もほどほどにある。 そして牛乳ソフトクリームは以前味が落ちたように感じたので、再びトライしてみた。 やや牛乳くささを感じるも大変美味しかったし、こちらも量が多い。 更に、豆腐と黒姫バターを買って店を出たが、こういうふうにいい物を売っているわりには、野菜類はいつも高く感じる。

2006年3月29日水曜日

春の雪

 今日は、みぞれ混じりの雪が降って再び道は白くなっている。 明日も雪マークだけど晴れればすぐに消えてしまうが、寒さの中、野尻湖の発掘調査をされている方々は大変であろう。 それこそズクがないと出来ない仕事である。 野尻湖ナウマンゾウ博物館のトップページの映像も発掘調査の様子を伝えている。
 さて、雪シーズンが終わると、緑のシーズンの観光が始まるわけだが、今日の信毎では、「北信濃観光地、満足度低く」という記事が掲載された。
 北信濃における観光客の満足度が松本や北アルプスに比べ低いというものである。 アンケート結果を詳細に見ないと分からないが、ある程度の規模の景観とか歴史とか、また食べ物を考えた時、うなづけるものがあるかもしれない。 確かに北信濃の観光地の一つ一つを見ると良いものがあるのだろうが、そういうものが合わさって、相乗効果のあるイメージ作りが出来ていないということであろう。
 現実には色々難しい問題があろうが、一つ言えることは、スキーに頼りすぎてきたということだと思う。

北信濃観光地、満足度低く
 県東北信地域公共交通・観光活性化検討会は28日、北信濃地方の観光地について首都圏の50-60代の人を対象に実施したアンケート結果をまとめた。「温泉」「自然」などのイメージが定着している一方、県内の他地域に比べ、観光客の満足度が低い実態が浮かび上がった。 北信濃地方を訪れて「大変満足した」との回答は23・3%。松本・北アルプス周辺(35・6%)などと比べて低かった。

2006年3月27日月曜日

ナウマンジュウ

 26日、27日と、信毎には続けて野尻湖発掘調査の話題が掲載されている。
 その一つに、3年毎の調査に併せて「ナウマンジュウ」という饅頭が販売されているというのがある。 ナウマンゾウに語呂合わせしているのであろうが、25年も前から地元業者に依頼しているとあるから、土産物の製造販売をされている荻原製菓であろうか。 初めて知ったことであった。

3月27日(月)
「ナウマンジュウ」売れ行き好調 野尻湖の発掘調査
 ○...上水内郡信濃町の野尻湖底で行われている第16次発掘調査で、土産用の菓子「ナウマンジュウ」がよく売れている。窓口の野尻湖ナウマンゾウ博物館によると、調査が始まった25日から27日午前までに185袋が売れた。
 ○...調査団と博物館が町内の業者に依頼したあん入りのまんじゅう。「ナウマン」の字とゾウの絵柄入りで、25年前から3年おきの調査のときだけ販売している。予約販売で1袋(10個入り)550円。
 ○...同博物館によると、ナウマンゾウは国内で人間が初めて食べた大型動物の実証例とされる。千葉県から参加した中学生(13)はまんじゅうを食べながら「ゾウはどんな味がしたんだろう」。
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3月26日(日)
剥片や種など12点確認 野尻湖発掘の初日
 上水内郡信濃町の野尻湖・立が鼻遺跡で25日始まった第16次野尻湖発掘調査は、石器のもとにする石のかけら「剥片(はくへん)」や植物の種など12点を確認した。また、発掘面の不自然なくぼみも複数あり、大型哺乳(ほにゅう)類の足跡とみて調べている。
 調査団(団長・赤羽貞幸信大教授)にはこの日午後、石川県七尾市の小学生の団体などが加わり、160人になった。湖底を掘り下げて4万1000年以前の地層が現れると、はけなどで慎重に作業を進めた。
 化石好きで、両親と兄にせがんで来たという茶木慧太君(10)=千葉県=は「剥片みたいな鋭利な石を見つけた。大昔のことを知るのはうれしい」と元気に話していた。
 夜には近くの公民館で全体集会を開き、初日の成果を発表。今後の調査スケジュールなどを確認した。
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出土した石を顕微鏡で観察する参加者=25日、信濃町の野尻湖畔

2006年3月26日日曜日

信毎に野尻湖発掘調査記事を見つけた

 昨日の信濃毎日新聞に「野尻湖発掘始まる 第16次調査 100人が参加」という記事が掲載された。
先月、記載した幻の野尻湖人を追うの酒井潤一さんは調査団の顧問をされていると知った。

野尻湖発掘始まる 第16次調査 100人が参加

 第16次野尻湖発掘調査が25日、上水内郡信濃町の野尻湖・立が鼻遺跡で始まった。全国的にも珍しい一般参加方式で、県内外から集まった調査団(団長・赤羽貞幸信大教授)の約100人が、スコップやじょれんで慎重に湖底を掘り返した。
 「くわ入れ式」で代表者が酒で清めたスコップを現場に突き刺し、「エイエイオー」と気勢を上げた後、6班に分かれて4メートル四方の担当場所をそれぞれ発掘。一部は6年前に調査した場所で、30-40センチ掘ると、約4万年前の地層を覆った保護シートが現れた。
 主婦の五月女玲子さん(44)=東京都、小学校教諭の佐藤美穂子さん(42)=福島県=は福島大学時代の友人で、1981年の第8次調査から参加。今回初めてそれぞれ息子の悠君(10)と創平君(5)を連れて来た。湖畔に別荘がある米国人ディーン・ヘリックさん(43)=東京都=も2人の息子と参加し、「ゾウの頭や足の骨をこの目で見たい」と話していた。
 調査団顧問の酒井潤一信大名誉教授(69)=塩尻市=は「一帯がキルサイト(狩猟解体場)だったことの立証に加え、人の足跡が確認できれば最高だ」と期待していた。
 調査は62年に開始。ナウマンゾウやオオツノジカ、石器などが眠る4万8000-3万3000年前の旧石器時代の遺跡を舞台に、最近は3年ごとに行っている。
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青空の下、妙高山を背に野尻湖畔で始まった第16次発掘調査

��25日午前9時55分、上水内郡信濃町


2006年3月25日土曜日

野尻湖発掘調査始まる

 3年毎の、野尻湖発掘調査(今年は第16回目)が24日から始まった。 場所は、ナウマンゾウ博物館と野尻湖小学校の間を湖畔側に寄った所。 25日からは発掘場所の見学もできるということだが、調査は31日までで、4月1~2日には埋め戻して調査作業は終了するとのことである。
 できれば31日に時間を作って見学したいと思っている。

2006年3月24日金曜日

信越病院医師半減

 昨日に続いて、しんまいからの話題である。 信濃町は近隣市町村と合併せずに独立の道を歩むと決めたが、財政的にはかなり厳しいようで、町内唯一の総合病院である信越病院の存続についても取りざたされていると聞いていた。
 さて、先月に報道された記事では、3月末で信越病院の医師が3名辞職され、来月からは内科1名外科2名の体制になるとのこと。 補充の検討もされていると思うが、こうなると総合病院としての十分な診療体制を維持できるのか、素人なりに気になる所である。 具合が悪いと隣町の飯綱病院とか、長野の市民病院へ行く町民が多いと聞くが、身近な信越病院を利用していかないと、財政の面でも、人の面でも、いつまでも問題を抱えることになってしまうと思う。

信濃町立信越病院 医師半減の可能性―調査特別委、設置 臨時町会で

 信濃町議会は十五日、臨時会を開き、町立信越病院の常勤医が相次いで辞め、医師数が半減する可能性が出てきたとして、町医療体制確立等調査特別委員会を設置した。医師確保や近隣病院との連携、財政確保などを含め、町内の医療を考える。
 町によると、同病院には内科三人、外科二人、整形外科一人の常勤医師がいたが、昨年末に内科一人が、三月末には内科の坂木洋院長と整形外科の一人が「個人的な理由」で辞める。町は補充するように努めているがめどは立っていない。
 調査特別委の設置案は議員六人の発議で提出され、本会議で全会一致で可決された。委員長に就任した小林毅氏は「住民に不安を与えない地域医療のあり方を考えたい」と話した。病院管理者の服部洋町長は「良いことだと思う」と歓迎している。
 この日は、雪害による災害救助法適用の専決処分と、豪雪対策として町側が提出した七千五百万円余を追加する本年度一般会計補正予算案を原案通り承認、可決した。今冬の除雪関係費は一億八千七百万円で過去最大規模となった。
(2006年2月16日 信濃毎日新聞掲載)

2006年3月23日木曜日

クロモジ製油

 信濃毎日新聞のサイトには市町村の話題というコーナーがある。 長野県内の既報記事を市町村毎に検索できるようになっているのだが、信濃町の話題が載ることは比較的少なく、今年に入ってからの記事は4件である。 その中に、「信濃町産クロモジ製油」という記事を見つけた。
 さて、クロモジといえば、爪楊枝しか思いつかないのだが、葉は和菓子にも添えられるらしい。 春になると、山菜探しに林に入ることはあるが、クロモジの木というのはご近所からも聞いたことがなかった。 この記事には、芳香療法に活用されるクロモジの油を試作するという事業が信濃町で進められていうものであった。
 以下は、その要約である。

信濃町産クロモジ製油...全国ブランドに 町と大手製薬会社、大阪で試作品提供
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 クスノキ科の落葉低木クロモジからつくった油をアロマセラピー(芳香療法)に―。上水内郡信濃町が大手製薬会社と協力し、同町産クロモジの製油を全国ブランドにしようとする取り組みが具体化してきた。二〇〇五年末から大阪市内のホテルに女性向けの試作品を提供。将来的には商品化を目指している。
 クロモジは香りが良く、高級ようじに使われる。試作品を作ったのは森を生かした信濃町の「癒(いや)しの森」事業で町が認定した森林メディカルトレーナーら。事業に注目し、森の効能について研究している小林製薬(大阪市)からクロモジ製油の効果を確かめたいと、〇五年秋に提供の依頼があった。トレーナーたちでつくる「ひとときの会」のメンバーが十二月上旬、野尻湖畔で森林整備した際に集まった枝を蒸し、二十五ミリリットルの油を採った。
 小林製薬は油を葉形の繊維に染み込ませたアロマセラピー用品を試作。JR大阪駅直上にあるホテルと共同で、二月中旬までの限定企画で香りを提供している。クロモジを使った「ヒーリングの香り」など五種類の用品を室内の小さな専用送風機にセットすると、香りを二時間楽しめる。
 ホテル側は「ホテルでも森林にいるようにリラックスしてほしい」と期待。ひとときの会会長で主婦の鹿島岐子(みちこ)さん(39)=信濃町柏原=は「クロモジ製油が製品化されれば、町のイメージが高まる。産業面だけでなく、多くの観光客が町に足を運ぶきっかけにもなるはず」と話している。
(2006年1月13日 信濃毎日新聞掲載)

2006年3月22日水曜日

春の峰々

 今朝、天気が良かったので我が家から見える峰々をズームアップしてみた。
 上から、妙高山、火打山、高妻山のつもりだが、どれも登ったことがないので、きちんとした確証はない。 黒姫山の映像は今朝アップした。 飯綱山は、前での木々が邪魔するようになって全景を見ることができない。 もともと北信四岳が望めることで、この地を求めたのであった。 斑尾山は我が家の背になる位置にあるので、残念ながら見ることはできない。
妙高山
焼山・火打山
戸隠・高妻山


春が近い黒姫山

 この所、春の雪降りが続くようで、融けたと思ったら再び雪景色が訪れるような天気です。 今朝もそんな綺麗な映像が見られましたが、道路が白くなることはもうないでしょう。
 先日、ナウマンゾウ博物館が冬季休館を終え開館したが、間もなく野尻湖畔の発掘調査が始まる。 そして、ゲレンデ営業は2日で終わり、5日からは一茶記念館・童話館が開館する。 春の足音がそんな形で伝わってくる時候になって来ました。
 今日の山の映像に少しコメントを入れてみました。 しらたま平、山頂、黒姫乗越と位置は不確かなのですが、たぶん合っていると思う。
黒姫山頂


2006年3月20日月曜日

またまた大きな雪降り

 桜の開花便りが聞こえる季節になってきたというのに、日本海側や北海道には再びまとまった雪が降った。
 黒姫も、随分と雪がとけてベトが顔を出した所が増えてきたと思ったら、家々の屋根も再び白くなってしまった。 タイヤ交換と雪囲いはずしをしたい所なのだが、こんな気ままな気候が続くと、まだしばらくはできない感じだ。
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 野尻湖畔の芙蓉荘から伝えるカメラにも長いツララが写っていた。
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2006年3月19日日曜日

スノーシューの体験募集

 黒姫高原スノーパークの営業は4月2日までだが、町の広報誌を見ていたら、ゲレンデ営業の前日である4月1日にスノーシューの体験募集を行うと掲載されている。
 町民向けの広報誌だから、当然町民を対象とした企画なのであろうが、時間があれば参加してみたい。 内容は、童話館前から御鹿池周辺を散策するというもので、詳しくは書いていないが、10時頃から昼頃までの企画であろうと思う。 樹木の芽吹きや小動物の生活を目にすることができるかもしれない。 参加費は保険代100円とスノーシューをレンタルする場合は300円とある。
 以前、知床の森をスノーシューをはいて歩き、ワタリガラスの鳴声や鹿の生息に触れたことがあった。 以来、スノーシューを買おうと思いながらも、種類も価格も色々あって、選択できないでいる。 一度、専門家にスノートレッキングの楽しみを教授してもらってからと思いつつ、時間だけが空しく過ぎているのである。

2006年3月18日土曜日

旅の写真から

何でもない外国の風景なのですが、何か絵になる感じがします。 空や水の青さや視界の広さが日本ではなかなか体験できないものだからでしょう。 確かに、北海道や沖縄へ行けば、澄んだ海辺の水に会えますが、ごみが多いし、浜辺の朽ち果てた物が絵になることはありません。
スタンレー公園にて


2006年3月16日木曜日

カナダの蕗玉

 先日、カナダのクイーン・エリザベス公園で見た蕗です。 黒姫では4月初旬頃からやっと雪解け水の間から見えるフキですが、こちらのフキは既に咲き誇っていました。 日本の物と同じか、取って匂いを嗅ぎたかったのですが、野生の物はやたらに取ってはいけないと諦めました。
バンクーバーの蕗


2006年3月14日火曜日

久々の大雪

 昨日から今日にかけて、日本海側では久々に大雪が降ったと気象番組では伝えているが、黒姫の映像でも道路などが再び白くなっていると確認できた。
 3月4日に二桁台のマイナス気温だったと書いたが、今朝もマイナス11度とかなり冷えた。 今日の最高気温は0度だが、明日のそれは12度とのこと。
3月14日朝の黒姫


野尻湖花火大会休止記事二つ目

 毎年7月下旬に行われている野尻湖花火大会の休止について、信濃毎日新聞に掲載されたと先月書き記したが、3月7日の毎日新聞長野版のサイトには更に詳しく、休止の事情が書かれていた。 実行委員会のメンバーが減少し安全確保が出来ないことが理由とあるが、観光事業の低迷により自営業者に時間と金を割く余裕がないというのが第一の理由であろう。

野尻湖花火大会:今夏休止 安全確保限界に、人手不足と財政難 /長野
 ◇大正時代から夏の風物詩
 大正時代から信濃町・野尻湖周辺の、夏の風物詩として親しまれてきた「野尻湖花火大会」が、今夏は開催されないことになった。同大会の実行委員会(委員長・池田和雄・同町観光協会長)は、休止する理由について、大会運営の人手不足と財政難、安全確保の困難を挙げている。
 同大会は第二次大戦中や自然災害時の休止期間を除き、毎年7月下旬に開催。82回目の開催となった昨年は県内外から約2万人の観客を集め、夜空に咲いた約1200発の大輪の花を満喫した。
 同実行委員会関係者によると、大会はこれまで同町野尻地区の観光業に携わる人々が中心になって運営してきた。しかし、近年の景気低迷の影響は町内の観光業界にも波及。協賛金集めが困難になり、大会の協力者の減少にもつながった。
 委員会のメンバーは約10年前から減少し、現在は約40人。実際に活動しているのは10人以下になってしまった。今も多くの関係者が大会の継続を願っているものの、本業の忙しさから手が回らない状況が続いている。
 一方で、大会開催時の安全確保が限界になったという現状もある。花火大会開催時は湖上への全船出航禁止を呼びかけてきたが、近年は徹底されないケースも出てきた。実行委員会は「無理な大会運営は危険を及ぼし、安全確保に責任が持てない」と判断し、大会休止につながったという。
 実行委副委員長の1人、吉原宜克さん(57)は「花火大会の意義を見直すため、休止の道を選んだ」と話した。同時に「周囲からの機運が高まり、地域の花火大会として再生できれば」と願っている。【池乗有衣】毎日新聞 2006年3月7日

観光協会掲示板のスパム対策

 先週は、所用があって日本の外に出た。 成田空港の搭乗口で無線LANが使えると表示があり、泊まったホテルにもLANケーブルがあって、これならパソコンを持ってくればと思ったのだが、知った時は後の祭であった。
 で、日程の後半にどうにか日本語OSのパソコンが借用でき、我がサイトが無事に動いていることが確認できてホッとした。 そして、黒姫の様子をあちらこちらのサイトで確認しているうちに、信濃町観光協会の掲示板を見たらスパム投稿に苦慮し、掲示板の閉鎖を考えていると管理者が掲示されていた。
 地域の情報を発信するサイトでは掲示板機能はなくてはならないものと思い、当ブログの2月5日に掲載した内容を参考に対処できるのではと、コメント投稿した。
 日本に戻って、早速、観光協会のページを確認したら、掲示板用スクリプトのファイル名が以前と違っていたので、早速トライされているようだ。

2006年3月6日月曜日

ニセアカシア「邪魔者」扱い

 信濃毎日新聞のサイトに、"ニセアカシア「邪魔者」扱い...でも花は「みつ源」"という話題が掲載された。
 ニセアカシアとアカシアとの違いもよく知らないのだが、ニセアカシアは、我家の前出でも6月初旬になると、白い綺麗な花を咲かせている。
 ニセアカシアが外来種だとは知らなかったのだが、確かに長野から信越線に乗ってくると、白い花が続けて見られ、あちらこちらに生息しているのがよく分かる。
 外来種ゆえに繁殖力が強いのであろうが、ブラックバスの類や受粉促進のための外来種のミツバチなどの問題もよく聞く。 日本古来からの生態系を壊すような動植物の移入は確かに困ったものであろうと思うのだが、ニセアカシアのあの甘い香りや天ぷらにした時の味にはついつい誘われてしまい、戸隠街道の道際などでも、ついつい手が延びてしまうのである。
ニセアカシア


 県内の250余の養蜂(ようほう)業者でつくる県養蜂協会(金子堅太郎会長)が8日、河川敷などに群生している外来植物ニセアカシア(ハリエンジュ)をできるだけ伐採しないよう県に要請する。国や県、民間団体が、治水や景観上の理由から繁殖力の強いニセアカシアを伐採する動きが広がっているが、県内産はちみつは、約8割がニセアカシアの花を「みつ源」としているという。協会は「今後、さらに多く伐採されれば死活問題」と主張している。
 同協会によると、県内の養蜂業者は50年ほど前までは、田んぼに咲くレンゲを主なみつ源にしていた。その後、田植えの時期が早まり咲く前に田が耕されるようになるなどしたため、現在はニセアカシアが主流。多くの業者が河川敷や里山に群生するニセアカシアの周辺にミツバチの巣箱を置いて採取している。
 ニセアカシアは北アメリカ原産のマメ科の落葉高木。繁殖力が強い。国や県は、増水時などに河川で水の流れを遮るといった理由で、長野市の千曲川、松本市の奈良井川などそれぞれが管理する河川で伐採している。外来植物除去などを掲げた民間団体による伐採も行われている。
 県内のはちみつ生産量は2004年、約161トンで全国3位(県畜産課まとめ)。同協会によると、ここ数年ほぼ横ばいで、中国などからの輸入品に押され国産品は5%程度という。県養蜂協会副会長の佐野友治さん(52)=安曇野市=は「最後の砦(とりで)のニセアカシアがどんどん伐採されれば、みつ源が大幅に減る」と訴える。
 同協会は、昨年6月施行の外来種被害防止法で今後、ニセアカシアが「特定外来生物」に指定され行政の駆除が強化されることも心配している。このため、まず県に、河川などでの伐採計画について事前に協会側と協議するよう要請する。
 県河川課は「特別にニセアカシアだけを切っているわけではない」と説明。県信州の木利用推進課の河合博課長は「養蜂業者やニセアカシアを伐採している民間団体などに呼び掛け、利害関係を調整しながら考えたい」と話している。

第16次野尻湖発掘を前に学習会

 信濃毎日新聞に、タイトルの記事が掲載された。 役場やナウマンゾウ博物館のHPには、24日から発掘作業が開始されると既にアナウンスされているが、いよいよ具体的な動きが始まったようだ。
 信濃町の野尻湖立が鼻遺跡で24日から4月2日まで、第16次発掘調査を行う調査団(団長・赤羽貞幸信大教授)が5日、長野市の信大教育学部で、事前の「大学習会」を開き、70人が出席した。 事務局は「遺跡がキルサイト(狩猟解体場)だったことを立証したい」と、今回の調査の狙いを説明。


2006年3月4日土曜日

今シーズン最後の氷点下二桁温度か?

 今朝の気温は氷点下13度。 今シーズン最後の二桁台の氷点下であろうと思うが、湿度がこれまでよりは少し高いので、寒さの感じ方は弱いかもしれない。 国道カメラや野尻湖カメラで白い部分が少なくなって来た状態を見ると、いよいよ春だなという気になる。
 ゲレンデの雪質も今日明日あたりが最後で、来週からはドンドン悪くなるであろう。 でも、木々の芽吹きが見られるとなると、スノーシューを履いたトレッキングには、これからいい季節である。 今シーズンこそ童話館周辺を体験しようと思っていたが、予定が立たず、再び来シーズンへの持ち越しとなってしまった。
3月4日朝の黒姫


2006年3月3日金曜日

桜の開花予想は早めとのこと

 毎日新聞長野版によれば、長野県内の桜の開花は平年並みか、やや早いとのこと。 信濃町ではいまだ雪降りの日があるというのに、随分と気の早い話だ。 飯山が17日だというから、信濃町でも連休前には見られるかもしれない。 下の写真は以前黒姫高原で撮った大山桜である。
高原の大山桜


毎日新聞長野3月2日版
開花予想:桜、天竜峡は31日 長野では来月13日 平年並みか平年より早く /長野
 長野地方気象台は1日、今年最初の県内の「桜開花予想」(高遠はコヒガンザクラ、他はソメイヨシノ)を発表した。2月の気温が平年より高く推移し、3月も平年並みか平年より高いと予測されることから、全般的に開花は平年並みか平年より早いと見込んでいる。
 気象台、測候所の標本木による観測では、長野市の開花予想日は平年、昨年とも1日早い4月13日。松本市は平年より3日早く、昨年と同日の4月9日、飯田市は平年より5日、昨年より8日早い4月1日を予想している。
 その他の地区の開花予想日は次の通り。
 天竜峡3月31日▽高遠4月9日▽諏訪4月14日▽小諸4月16日▽上田4月11日▽飯山4月17日▽大町4月21日▽千曲市森(アンズ)4月8日。

2006年3月1日水曜日

星野リゾートが県内3旅館再生へ

 アサヒコム長野版に、「星野リゾートが県内3旅館再生へ」という記事が掲載された。
 リゾート施設の再生ビジネスなどを手がける星野リゾート(北佐久郡軽井沢町、星野佳路社長)は28日、県内の三つの温泉旅館の再生に乗り出すと発表した。新設される所有会社2社には、ゴールドマン・サックス証券のほか、地域再生の観点から八十二銀行が出資する。(以下略)

 先日も、星野リゾートの社長が、立ち行かなくなったホテルの再建に奔走されている姿をテレビの番組で見た。 従業員全員に問題点を自ら認識させ、企業として存続させる手段を皆に考えさせ、皆に実行させる姿勢に納得させるものがあった。 再出発させた後は、当事者に任せることで再建を可能にさせているとのこと。 星野氏の度量というか、思考の軟らかさ、深さに学ぶ所は多いと思う。
 数十年前の若かりし頃、学生時代の合宿で軽井沢近くを訪ねた際に、ご主人が鳥類学者であったと思うが、中軽井沢の星野温泉を知った。 今の社長は、その子息で海外で学んできたと聞いているが、先代ともども、このように幅の広い豊かな心を持つ方々に出会えると、全く関わりのない身ながらやはり嬉しくなる。