今日の暦から : 一日30分の早足歩行
ハワイアンと聞くと真夏の音楽だと多くの方が思うであろう。 何も寒い雪の季節の話題でもなかろうと仰るかもしれない。
そういえば先日テレビで「釣りバカ日誌」という映画を見た。 西田敏行の太鼓腹を見せられるのは苦痛なのだが、尾崎紀世彦が歌うハワイアン・ウエディング・ソングは良かった。
さて今日記すHawaiian Slack Key Guitarは一般に聞くハワイアン音楽とは少し違う(と思う)。
CDに添付された資料の一部を記そう。
(前段略)
スラック・キーの演奏は、指を通して心の底からあふれ出す暖かい南国のイメージを生き生きと伝えるだけでなく、島々を越えて広く世界共通の情感を表現するものである。
スラック・キーの歴史は、1830年代にさかのぼる。
当時、ハワイでは牛の数が増えはじめ、土地のカウボーイ(バニオロ)たちの応援にやって来たスペイン人やメキシコ人のカウボーイたちが初めてギターを島々に持ち込んだ。
ハワイの人々はたちまちギターを自分たちの文化に取り入れ、自分たちの音楽合うように弦をゆるめたりして、チューニングにいろいろな工夫をした。
「スラック・キー」とは、弦のうちいくつかを標準的な調律から少しゆるめて、親指で低音部を弾きながら他の指でメロディーや即興を演奏する方法である。
スラック・キー奏者は、つま弾き式で演奏し、しばしばシンガーの声域に合うようギターを上下に調律して、一定のリズムでフラダンスや歌の伴奏をする。 この伝統にたえず改良が加えられ、今日の演奏者は親譲りで代々伝えられた技法と調律に基づいてそれぞれ独自のスタイルを発達させている。 (後段略)
ゆっくりとしたメロディーやリズムは、騒音に近いロックやメタルに較べると、随分と心を和やかにしてくれるものだ。 心の底まで、また体の筋や節々まで緩めば、気分爽快! 何も、もっともらしくヒーリングとか癒しなどという言葉を使う必要などない。
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