昨日は大変良い天気で黒姫山が良く見えていました。 家々の屋根の雪は全く消えてしまい、この時期、雪下ろしが必要の無い年は珍しいというか、初めてのことではないかと勝手に想像している。 ある方のサイトでは、べと(土)が顔を出して、ひょっとしたらフキッ玉が見つかるのではないかなと書いている。
明日から寒気団が南下するという予報なのだが、期待(?)した通りに降らないのが今年の雪。
さて、神戸と淡路島を中心に起きた阪神淡路大震災から12年が経った。 去る17日の早朝、慰霊をささげる十三回忌が市内の数ヶ所で行われたとテレビのニュースは伝えていた。
しかし、事件や事故は風化していくもの。 テレビや新聞には話題として載ることが少なくなった。 あれだけの死傷者が発生したにもかかわらず、当日の政府や大臣から慰霊の言動はなかったとのこと。
ひょっとして、彼等の頭の中から先に風化しているのかもしれない。 未だ仮住まいをしている方は、神戸に限らず三宅島や十日町でも見られるらしい。 これら被災者に対し、行政が一番先に手を引いてしまう所に、日本の貧困を見るおもいがする。 自然災害にはもっと篤い援助があって然るべきだ。
こんな思いをしたのは、1995年3月のアエラに記載された震災の記事を見たためである。
鷹取教会・焼け跡にイエスを求めて (アエラ1頁目)
鷹取教会・焼け跡にイエスを求めて (アエラ2頁目)
過去の震災映像や復興の過程、被災者の心を知るサイトを見つけた。
その一つが地震報道映像ライブラリーで、テレビ放送された映像をそのまま見ることができるし、神戸新聞Web Newsの大震災のページでは、これまでの新聞記事など膨大な情報を見ることができる。 同胞の未曾有の苦労を忘れないため、また将来起こるであろう災害に備えるためにも、見て行きたい。
次に、たぶん2006年放送のNHKの番組であったと思うが、テレビ映像の中からスナップショットを残した。 アエラの記事にあった、鷹取教会の神田神父に焦点をあて、地域の宗教者や人々と復興に向けての支えあいを写しているものであった。
なお私事だが、震災が起きた1995年の2月と5月に、この長田地区には足を運んだことがある。
0 件のコメント:
コメントを投稿