神様が不在となった月から霜降る月となり、いよいよ冬がもう間近になりましたが、今日は温かい日和でした。
所要で黒姫を離れていますが、明日3日は信濃町ではどの地区でも「カヤ狩りとどんど作り」が行われ、このどんど作りに前後して、各戸では雪囲いの作業が始まります。 積雪で庭の木々の枝が折れないように、縄でぐるぐるに巻いたり板や棒で囲います。 低い窓辺の家では積雪がガラス窓を覆わないようにビニールトタンなどで作った差掛けをおきます。 そして除雪機の試運転や、スノーダンプなど除雪用具を納屋などから出して家の出入り口に揃えておきます。 当方では少し遅れて、今月中旬以降に雪囲いを行おうと思ってます。 その頃になると太い野沢菜が直売所などに出ますので、野沢菜漬けを同時に行うつもりでいます。
そろそろ農業生産物は少なくなっていますので、明日の祝日か、今週末で戸隠街道の野菜直売所は閉じることでしょう。 観光客の往来も少なくなり、ちょっと寂しい秋の装いになりますが、19日は小林一茶の命日で、一茶記念館で一茶忌が執り行われます。 供養、講演、句会、そして昼には新蕎麦会が催されます。 町内のイベントとしては今年最後になるかもしれません。 あとは山に雪が降ってくれ、12月17日からのスノーパークの開業が無事に行われることを願うのみです。
さて、そんな秋にあって、食欲の秋とか読書の秋とよく言われますが、もう食欲に拘泥するような年齢でもなく、読書に親しむ方が年相応のように思えています。
ところが当方では、読書を消化するより、書籍購入の方が多くて、いわゆる「積ん読」状態になっています。 読書を阻害しているものの第一にパソコンがあります。 メールやブログを読んでいると、それだけで時間が経ってしまいます。 どこかで思い切ってパソコンに電源を入れない日を作らないといけないかもしれません。
今日、アマゾンなどから届いた書籍は、「スティーブ・ジョブズ 2」と、植草一秀さんの「日本の再生」。 時勢をすみやかに理解する意味からも植草さんの新著を先に読もうと思ってます。 それにしても日本政府や官憲から名声を失うほどの痛手を受けながら、植草さんはブログや著作などで精力的に日本の政治や経済の問題点を明らかにしています。 立ち位置が異なるからと、聡明で資質ある人物を国が無視し続けるのは国民にとっては大きな損失のように思えます。 逸材を埋もれたままにしないような政治家や経済人が出て来ることを期待しています。
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