信濃町長選で来月5日に公開討論会
11月14日告示の信濃町長選で、町内の有志らが立候補予定者による公開討論会を同月5日に計画している。有志らは実行委員会をつくり、23日夜、質問のテーマを話し合い、質問テーマを福祉や子育て支援の具体策のほか、何に1番先に取り組むかなど、9項目を決めた。現時点で出馬表明している2氏から参加の内諾を得ており、今後、質問内容を伝える。 討論会は町総合会館で午後2時から。
この記事の通り、選挙は来月告示なのだが、すでに選挙戦は始まっていると見てよく、それぞれを推す後援会の会合が開かれていると聞く。 先月の町制50周年記念事業も何気にその色を漂わせていたようにも感じた。
ただ、立候補予定者を推す人達の中にも、後援会のあの役員では心もとないとか、奥さんのあの身の処し方では住民に理解されないとか、色々な言葉が飛び交っているようだ。 1期だけでは何も出来ない、2期目も現任で続けさせてあげたい という声もあるようだが、いつぞや役場へ申し入れをした時の対応された様子を思い出すと、そういう意見を素直に聞けない印象もある。
野尻湖フォーラムの最新号に、前町長のインタビュー記事が掲載されていたが、町長の職にあったものが、傍観者的な立場で町を見ているようにうかがえ、何か納得できないものを感じた。
町は、50年前に小さな村が合併したわけだが、いまだにその地域の利益代表として町長選を見ている様子がうかがえる。 単に、地域や一部応援者の利益代表ではなく、町全体の10年後20年後を見据えたビジョンを持ってほしいし、そういう観点からの討論が行われることを期待したい。 あわせ、住民にも、目先の利益や地縁・血縁ではない視点を持ってほしいと思う。
そして、選挙後は、選んだ人が姿勢方針通りに、しかも住民に目を向けて職をこなしているか、常にチェックすることである。 日本の選挙は投票が終わると全て終わったようになってしまう。 国も地方も、不正や行政の怠慢が起きるのは、住民によるチェックが皆無だからである。 牽制機能がない組織は早晩腐るもの。
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