先日、町の広報誌「しなの」に、養生のため「今年の閑貞桜は見られない」と掲載されていたので、通りかかった所で様子を見てみた。 樹齢300年以上であろう閑貞桜は、事故に遭った被害者のように、包帯とおぼしき麻袋のような物があちこち貼られ、痛々しさは更に深まった感じであった。
それでも、わずかに垂れ下がる小枝には小さな蕾がついているようであった。
境内には、別の若い枝垂桜があるので、時期が来れば、ともども花を愛でることは可能であろう。
さて、昨日は家の前の舗装された町道の割れ目から水が出ているのを見つけた。 初めは車が止まって、エアコンに着水した水分が垂れたのであろうと思っていた。 しかし、割れ目をよく見ると、土の中から噴出しているようで、既に雪解け水が流れる時期でもないと、上水道の漏水ではないかと思い役場へ連絡した。
早速、係りの方が来られて検分し漏水に間違いないと確認された。
その漏水が他人事のように、その時は思っていたのである。 しかし、夜になって周りが静かになってくると、家のどこかで洗濯機が回っているような、ゴトゴトした低周波音が聞こえて来るのである。 気になって寝れないほどで、水道の凍結を防止する不凍栓を全て閉めることで、とりあえず音は消えた。
ここ数年、春先になると水周りのトラブルに見舞われているので、今回も宅内の配水管に何かトラブルが起きたのではと、早速工務店に電話した所、すぐに来てくれ、やはり道路の漏水からの振動であると、役場に電話をしてくれた。
午後から、水道課の方々が来て掘り下げた所、2m近い深さの中で支管が損傷していたとのことで、一件落着した。
すぐ対応されたというこは、役場も変わりつつあるのだろうが、工務店からの連絡が速やかな解決につながったであろうと思う。 当初、家を建てる時にログにしようとか色々考えたが、寒冷地であることから、結局地元業者へ建設を依頼した結果、それ以降、その方の人柄のおかげで随分と助けられている。
大仕事の時は足しげく通ってくれる業者の中には、金儲けが終わってしまうと疎遠になる事が多い。 業者の人柄まで見極めるのはなかなか難しいが、この地の家では正解であったと云える。
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