今日の暦から : 便秘は美容と健康の敵
雑誌「サライ」の1993年6月の号に、「小林一茶になりたい」と題した信濃町を紹介する特集記事があったと先月ここに残したが、これからその内容を5回に分けて記しておこうと思う。
最初のページでは、一茶の木像を大きく載せて、一茶の人となりを記述している。
一茶の俳句は農民詩人、生活詩人、童謡詩人という3つの面をもっています。 花鳥風月よりも自然の厳しさを詠んだもの、また生活と結びついたもの、そして子供や動物を題材にしたものが多い。 従来の俳諧にはない独自の世界、いわゆる一茶調です。という矢羽勝幸先生の言葉が沁みる。
一茶旧宅は、2001年から2002年にかけて、文化財保存のための改修工事が行われたので、現存するものとこの写真とではたぶん微妙に異なると思う。
3~4頁目では、「日常を詠んでストレス解消」と副題をつけ、金銭を詠んだ俳句が146句もあると、その平明通俗、風刺と滑稽味を一茶調として解説している。
そういえば、小丸山公園にある俳諧寺に置いてあった一茶木像は、数年前に盗難にあったと新聞に出ていたが、その後見つかったのであろうか。 開けはなれた座敷の一角か床の間にあったらしいが、自分も記憶に残るような見方をしていないので、さてどんな木像であったか全く分からない。
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