16日は、鳥居川の虹鱒釣りの解禁日と秋祭りが重なりました。
秋に川辺に下りるのは今回初めてで、大きく育った藪にしばし下りる道を探す有様でした。 年に1回程度の釣りで、釣り方も理解できていないまま竿をたれると、それでも3匹を釣り上げることができました。 あとは小さなカジカやハヤのみ。
養殖した虹鱒を放流して、その傍から釣り上げるは何か違和感があるし、釣り逃がして川に巣くった虹鱒なんか食べられないと、釣り人の中から聞こえて来る言葉も奇妙に感じます。 何やかやと言いながら、釣り上げた数を競いながら夕べの食卓には並んでいることでしょう。
秋祭は、刈り取り前の五穀豊穣を願っているのでしょう、古間地区では7つの組から神楽や神輿が出たようです。
我が組でも午後から子供神輿が回った後、リヤカーに神輿を乗せた大人の神楽が道中囃子とともに回っていました。 子供神輿には500円程度、大人神輿には1000~2000円ほどのご祝儀をはずむようですが、家によっては飲食代や酒代に消えてしまうと嫌がって、不在を極めこむこともあるようです。
祭のハイライトの一つは、夜8時を過ぎて足揃いのために、各組の神楽が古間商店街に入って来る時でしょう。 普段は暗くなると人通りも無く、たまに車が通る商店街がこの時は賑やかになります。
そして、上町(かんまち)組は、オグチメガネ店の店先で、神楽舞が披露され、これには大勢の観客が取り囲んで鑑賞し、励ましの声もかかります。
10時頃、古間北交差点横の駐車場に、各組の神楽が集結し終わると、前出の畑からは大きな花火があがります。 一昨日、柏原の祭で上がった花火ほど数は多くないが、大きさも鮮やかさも負けてはいません。
この花火の打ち上げを合図に、集結した神楽は国道を越えて古間神社の坂道を順番に上って行きます。
古間神社本殿での神楽舞がハイライトの3つめであろう。 今回は本殿での舞いを見ずに家路についたが、例年だと、しとしと冷たい雨も落ちる時期で、寒さに震えることもあるのに、今回は汗をぬぐうような気候でした。
それにしても、家族連れや子供たちがたくさんいて、華やかな祭りになりました。 十数年前に神楽引きを仰せつかった頃は、子供神輿も住民参加の姿も無く、物好きな人たちがやっているような雰囲気もありました。 町全体では人口は減少傾向にありますが、ここ古間(の祭)を見ている限り、町の活性化は進んでいるようにも思えました。
3 件のコメント:
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
さて、こちらの画像の方がち仁に大変似ていると感じ、
驚いて書き込みいたしました。
少し以前に存じ上げていた方なので、
少々不確かではあるのですが。
お名前など、把握されていますでしょうか。
不躾な書き込みで失礼いたしました。
これからも楽しみにしています。
書き込みありがとうございます。
どの写真のことを仰っているのか分かりませんが、前半の釣り風景は私の友人達で、お祭りの方のはどなたか全く存じ上げておりません。
お祭りの方ですが・・。
ありがとうございました。
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