お知らせ

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*自戒を込めて-> テレビ(大手メディアを含め)はバカ箱、ウソ箱ニュースやワイドショーからは嘘を植えつけられるし、思考痴呆にもなります。

日本の政治や社会を、自分の眼で見て、自分の頭で考えるようにしたいものです。





「公共放送」と名乗っているNHKや態勢迎合の低俗局(フジサンケイや読売)、大手新聞社(朝日・毎日)等は時の政府になびくような番組や紙面作りをし国民を騙し洗脳しているのです。 「ゴミ箱」同様の「マスゴミ」情報は信用に値するものであるか、自分の頭で判断したいものです。

*ネットニュースにも、偏狭(偏狂)新聞社やテレビ局のものが掲載されています。 やみくもに信用しない、鵜呑みにしないことが大事ですね。

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*2012年6月、ブログ「続・黒姫高原はんぐろ日記」を開設し、自宅サーバで運用してきたブログ「黒姫高原・はんぐろ日記」の記事等をこちらへ移行しました。 2012年5月以前の記事に載せた写真等はおいおい移行しようと思っていますが、当面ブランクのままの表示となっています。 また従前から開いていたホームページ「黒姫高原・コム」は2015年1月に閉鎖しました。

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(間もなく参議院議員選挙がはじまります。)
25年デフレが続いている日本で、自公政権は国民の生活を一顧だにせず、消費税に見られるように搾取を続けています。 彼らは与党政治屋や大手企業経営者の栄華が維持されれば良いと思っているのです。 一般市民が現状をよく見定めて、我々の生活の底上げを真面目にしてくれる政治家を選ぶ必要があります。
自民党、公明党に加え、彼らの補完勢力である、維新、国民、参政党などにも騙されてはなりません。 頼りないですが立憲、共産、社民、れいわ新選組の候補者の中から選びましょう。

ラベル 産廃 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2021年12月10日金曜日

太陽光発電や焼却灰廃棄にかかわる施設設置の動きが町内で始まっているようです

豪雪地域である信濃町では太陽光発電に向いていないと思われていましたが、昨今積雪が少ないという意識が浸透してきたのか、あるいは効率の良い発電ができるようになったのか、太陽光発電を屋根に設置するお宅ばかりでなく、山林や休耕地に発電パネルを設置するケースが増えてきているようです。

数年前に信濃町に可燃物焼却場がありましたが、長野市を中心に9市町村が広域連合を組織し、犀川沿いに焼却場(ながの環境エネルギーセンター)を建設し、現在は7自治体の可燃ごみを処理している由。 日常出る可燃ごみは指定日に町内の集積場に出せばいいのですが、布団やタンスなど大きな可燃ごみは持ち込まなければいけません。 信濃町からですとやや遠いので不便ですが、たびたび利用するわけではないのでそれほど問題はありません。

で、かつて信濃町にあった、その焼却場ですが、この春、山菜探してペンション街のはずれを歩いていたら、焼却施設が全くなくなり更地になっているのに気が付きました。

そのうち太陽光発電の施設でもできるのであろうと近隣の動きから思っていたらやはりそのようで、施設が出来上がり本年9月から送電を開始していたようです。

人里から離れた場所にあるのであれば問題ないのでしょうが、異様な建造物を山の中で見るのは、あまり気持ちの良いものではありません。 

加え、犀川沿いの可燃ごみ焼却場で出た焼却灰を処理する場所(廃棄?施設?)を作る必要があると、信濃町がその候補地になっているらしいのです。

ということで、過日、それらの場所になりそうな所を見分してきました。

まず不燃物を処理している枡形最終処分場への道を降りていくと、両側の立木が伐採され、広く開けた場所に出てきます。

 左手には妙高山が見えます。

そして右手も広く伐採されていますが、さらにその奥に林があって、もし太陽光発電であれば日当たりが悪そうに感じられました。

 後ろを振り向くと、黒姫山が見えます。

地続きの場所には、町内のホテルが以前使っていたらしい運動場の跡地がありました。

林の間から関川の上流を向くと、高沢や杉ノ沢の集落が見えます。

関川沿いに整地したような平らな場所が見えました。 あんな所も計画対象になるのかな?と同道者との会話。


運動場跡地

次に、関川を渡り新潟県内に入って杉ノ沢集落辺りからさきほどの場所を見ました。

県境を流れる関川に設えた地震滝橋から関川沿いに下流に向かって轍の跡を進むと、先程立った運動場跡らしい壁面が見える所に来ました。

以前に崩落を防止する策が施された痕が伺えましたが、崩落はかなり進んでいるように思われました。 施設を建設するとなれば、当然崩落が進んだ先のことまで考慮されることでしょう。

関川沿いの道は車が通った轍がしっかり残っており、ここをまっすぐ進むと、県境にある関川の関所に出るとのことでした。

数年前、否十数年前であったか、高見沢という長野の企業が信濃町の山地に産廃施設を作ると計画したものの、町民などの反対にあい断念して、予定地を信濃町に寄付したということがありました。

現在、計画されている太陽光や焼却灰などの施設がどのような形で進められているのか、住民への健康被害など十二分に検討され、住民への理解をきちんと求めた形で進められることを願っています。


2015年3月17日火曜日

信濃町に計画されていた産廃最終処分場の建設を業者が断念

生コンや建設、輸送などの業を一手に行っているという、長野市にある高見沢という会社が、長野県と新潟県の県境である信濃町の山林に産業廃棄物最終処分場(単にシートを敷いて廃棄物を埋めるということでしょう)建設を計画し、町内でも数度高見沢による説明会がありましたが、ここ数年全く動きが見られず、たぶん町民の多くが産廃問題を忘れかけていたのではないかと思います。

そんな中、近隣市町村の反対があって、高見沢は産廃施設の建設を断念したと聞き、ネット検索したら3月2日高見沢発表のお知らせが見つかりました。


何重かのシートを敷いて埋め立てを行うと言うものの、大気や土壌、水質汚染が全くないとは言えませんし、ダイオキシンやアスベストといった有害物質の漏れも当然考えられるわけで、もし実行に移されていれば、原発事故に関連した放射能にまみれた廃材が混載されたかもしれません。 予定地に一番近い大学村という別荘地は600mほどの距離ですので、身体への悪影響が懸念され、やすらぎの森が公害の森になる恐れがあったわけです。

有害物質が雨水とともに近くの一級河川である関川に流れ出ることも考えられ、妙高市や上越市でも他人ごとではないでしょうと、私はその危険性についてのメールを発信したことがありました。

結果、信濃町ばかりでなく妙高市や上越市でも設置反対の議決がされていました。


でも予定地の山林所有者であろう、長野県へ賛成請願をされていた町民もおられたのでした。

信濃町にあっては、前町長が設置に反対すると言いながらも、その態度は明確ではなく、町民にとっては健康被害や廃棄物運搬トラックによる交通トラブルなどが心配され、不安な思いであったと思います。 町民向け説明会では、長野県庁の然るべき部署から高見沢へ出向あるいは転籍してきたという、住民対策に秀でた?担当者が説明をしていましたが、そういう事実も県と高見沢が一緒になってそのまま実施させてしまうのではと住民の懸念を倍増させるものであったでしょう。

その後、5〜6年の間でしょうか、高見沢の動きが見られず、町内で産廃が話題になることが少なくなっていたようでした。
そんな折り、昨今の衰退経済の中で、産廃施設の建設は商売にならないと思ったのでしょうか、高見沢が地域の反対にあい建設を断念することにしたと発表したとのことです。

高見沢が購入した山林は信濃町に寄贈するという話があるようですが、真偽は分かりません。

どちらにしても信濃町の自然を汚損する恐れのある事案が消えたことは歓迎すべきでしょう。

遡ること2008年、産廃施設建設を憂慮する有志が、産廃予定地の実査を計画したので、私達も参加しました。
当時、高速道路の拡幅工事が行われていて、まずそこから生じだ瓦礫を含んだ残土を野尻やすらぎの森矢保利の館先に埋めたと、工事関係者の説明を受けながら埋立地を見学。


そして埋立地の下部、底地というのでしょうか、水が滲み出る部分を見て、

この湧き水は池尻川に注ぎ、その場所には東北電力池尻発電所がありました。

一旦、県境の国道脇に出てから、産廃予定地の山道へと上って行きました。見晴らしの良い場所で、一方の真下には関川が流れていたように記憶しています。


付近の木々には、飛来してくる鳥たちの生態を調査しようと自動カメラが設置されていました。

2010年2月1日月曜日

産廃通信が新聞折込に入った

  信濃町内に計画されているという産業廃棄物施設について、現在どういう状況にあるのか全く知らず、噂話すら聞かない昨今であったが、昨日か今日の新聞に折込チラシが入ったと聞いたので早速ご近所に見せていただいた。
 本チラシは、町内に組織された住民の会が発行されたもので、内容は、高速道路工事に伴い排出された異物や有害らしい物質が混入した残土問題について、関係者間で委員会が組織され、以後埋立地の水質監視や維持管理を町へ移管すると記されていた。 しかし、産廃計画の中心である赤川地区の予定施設の状況については何の記載もなかった。

 昨年であったが、計画地の関川下流域になる上越市で、複数の団体が集合し、この計画を抑えるための活動を展開していると新聞で知ったことがあった。 周辺地域のそうした活動と信濃町内の住民運動とが連帯して、一つのうねりになれば大きな阻止運動に発展すると思われるが、そういう内容や他の動きの記載もこのチラシにはなかった。
 私も、この運動に参加しようと思い一度は名をつらねたが、小さな組織でも人が集まると意思疎通の難しさ、認識の相違などがあって参加の難しさを感じ退会した。 全国には大変な数の市民運動があるでしょうが、運動が成功したという話はあまり聞かず、先細りで運動が断ち切れになったものの方が多いように感じます。(野尻湖桟橋問題も同様?) 目標の設定やリーダーの見識、メンバーの意識など色々な要素が成功を左右するものなのでしょう。 信濃町の産廃計画に抗する住民の会がこれからどのような運動を展開されていくのか、一時居住者には全く分かりませんが、各論ではなく大義のために総力をあげて、当初の目的を貫徹されるよう陰ながら応援したいと思う。

 一昨年の11月に計画地を見学したことがありました。

 さて、今日は一日中曇ってどんよりとした天気でしたが、夕方4時20分頃から雪が舞いだしている。 明日未明にかけて東京でも積雪があるとのこと、こちらの降雪はどの位になるのでしょうか?



2009年8月28日金曜日

現代人は欲得ずくで動く

 昨日、常住場所の隣人が署名依頼に来られた。 その署名というのは、近隣に競馬か競艇かの場外馬(車)券場計画があり、これに反対請願するためのものであった。
 その場所は駅前の一等地で、食堂ビルがあったが、建築後50年を越えオーナーが業況悪く手放したと聞いていた。 近くには大学や小中高学校がある文教地区である。 そんな所に一攫千金を求めて有象無象の輩が集まる施設を作るというのだ。 人が行き交い混雑する場 -それも賭けの場- には必ず諍いがあり、地域は荒れるものだが、近くの商店は売上増大につながると、また行政も税収入になると賛成しているらしく、彼らにとっては社会(地域)不安より、とにかく儲かれば良いという発想のようだ。

 さて、この所、音沙汰が無くなってしまった信濃町の産廃処理施設計画だが、これも産廃業者に土地を売る者、産廃業者からお零れをもらう者の欲得ずくなのである。
 地域の安全や安然などはおかまい無し。 この署名案件を聞いて、町長をはじめ信濃町役場も産廃には反対だと言いながらも、その態様を見ていると、計画に便乗して町のゴミ処理などの効率化を計るとか、税収入に期待を寄せているとか、そういう発想もあるのかなと疑念を感じた。 誰もが欲得ずくで思考する脳しか持たなくなったというのが現代人の姿なのかもしれない。

 街中にいても、地方にいても、棲み難くなって来た。

 所で、「欲得ずく」でもう一つ追加しよう。 衆議院議員選挙の投票日が近づいて来たが、美辞麗句を並び立て、相手候補への誹謗中傷。 これらも代議士先生の欲得ずくであり、代議士先生からのお零れに預かる者の欲得ずくなのである。 併せて行われる最高裁判所判事の信任投票だが、あの判事達も体制に迎合し出世欲にかられ欲得ずくの判決に終始している。
 特に疑念を感じる裁判官は次の諸氏。

  •  ブッシュなどアメリカを利するためのイラク戦争に派兵協力する竹内行夫
  •  防衛大教授のわいせつ事件に無罪判決するも植草さんにノーを突きつけた近藤祟晴
  •  責任放棄の制度ー裁判員制度ーを実現させた竹崎博允
  •  国策捜査に協力し外務省職員の佐藤優氏の上告棄却した那須弘平。 

 バッテン → 竹内、竹崎、那須、近藤

 「た け た け な す こ ん ど う」

と覚えたら、投票場でバッテンを付けやすい。



2009年8月19日水曜日

それでも産廃施設に反対

 信濃町の山間部に産廃最終処分場(産業廃棄物の埋立)を計画している業者が、昨年8月に開いた地元説明会にはじめて出席したが、素人目にも非常に杜撰な計画であることが分かったし、しかもそれまでの説明会で住民から要求された質問に業者は真摯に応えず、ただ安全であるという一点張りの主張に疑問を感じた。 住民の理解が得られないような計画をする業者に不信の念を抱いたのは町民のみならず、大学村や国際村の住民など、出席者の殆どであったと思う。
 そこで反対の意思表示を何らかの形で自分にも出来ないかと産廃対策住民の会への参加を申し出た。 しかし、その後会からの連絡はなく、10月になってある方のブログを通してうかがうと、逐次メールで情報を配信されている由。 そんな中で産廃施設の計画地見学ツアーがあると聞き参加したものの、住民の会の動きについて何かしっくりと理解できないものが感じられていた。
 そして今春、町議会議員選挙があった時期、配信された新聞の切り抜き写真などを当方が勇んで自分のブログに掲載したことで、住民の会へ迷惑をかけると同時に、自分と会との距離の隔たりを感じ退会することにした。

 数ヶ月の間、自分としては正論を展開してきたつもりであったが、住民の中には複雑な関係があるようで、当ブログの産廃記事は、住民の会からも町役場や町長からも迷惑な存在となっていたようだった。 そこで、町外にいてタイムリーな情報が集まるわけでもないので、これまで記した産廃記事は残したものの、トップページからの産廃リンクなどは外し、あまり声を出さないようにして来た。

 さて、その後の状況については知る手段がないものの、産廃問題を町・議会・専門家・町民などから構成される委員会によって調査研究されるよう、信濃町議会にこの4月請願があったらしい。 しかし、町議会では継続案件として承認されなかった由。 そして、その請願を審査する委員会も一般の傍聴をさせずに決定したとのこと。 産廃施設に対する各委員(議員)の姿勢(温度差)が町民に明らかになるのを恐れたのかもしれない。

 どちらにしても、産廃施設は百害あって一利なし。 いつであったか、全く問題がないと海岸に近いある県が産廃施設を設置したが、海流の関係か海底の砂が削られ、結果埋めたはずの産廃施設が剥き出しになったという報道を見たことがある。 想定外の事態に陥ることは数多く、その補修保全作業となったら莫大な費用がかかるであろう。 特に信濃町に計画されている産廃施設は新潟県境の高台であり、真下は関川という一級河川が流れている。 平成7年の集中豪雨による関川の被災状況は信濃町役場のユーチューブ映像で見られるが、同じような規模の豪雨や地震などがあれば、産廃施設がどういう形で罹災するか計画している業者であっても分からない筈である。

 「町長も町議会も町民も総論反対各論??」というのが現在の状況であろう。 しかし、住民の生命や健康、財産を守るのが役場の仕事であるということから考えると、付帯される諸事情は全て切り捨て、「信濃町には産廃施設を作らせない」という一点に絞り込むべきだと考える。

 自分もそうだが、町外から来た人たちは信濃町の自然の中で終の棲家を築きたいと考えておられる方も多いであろう。 住民の健康を守れない信濃町では、そういう方々は諦めて去って行くであろうし、新たに来られる人々は少なくなる。 産廃施設は信濃町の過疎化を早める要因にもなろう。

 町長、町議会議員、関係者の聡明な判断を期待したい。



2009年3月21日土曜日

明日は町議員選挙

 いよいよ明日は町議会議員選挙の投票日である。 告示から投票日まで5日程しかない日程で町政に対する意気込みを町民に伝えるのは至難の技であろうと思う。
 さて、信濃町の有権者数は8300名ほどらしいが、他の地方町村と同様に老齢化が進んでおり、年寄りがこの選挙に対してどんな考えを持つかが一つのキーになるかもしれない。 町議選の投票率はいつも80%近くになっているようだが、区の代表だからとか縁戚だからと盲目的に一票を投じたり、「俺は何も分からねぇ〜」と関心を持たない老人を介護などを餌に政党の息がかかった人物が投票所へ煽動するようなことだけはあって欲しくない。

 そして、長野県と高見澤がグルとなって信濃町に産業廃棄物最終処分場を造ろうとする計画を阻止する、強い意志のある候補者を町民が選べば、信濃町の将来にもわずかながら光明が差すであろうと思う。

 毎日新聞のサイトに町議選告示の内容が掲載されていた。

 他にも選挙記事がないかとグーグルっていたら、長野県議会議員である中野さなえさんの活動日誌の2月6日に選挙の予備活動に信濃町に来られた時に、ニコルさんにお会いして懇談できたと記されていた。 そして、ニコルさんは、信濃町の産業廃棄物最終処理場問題について、『「犯罪ですよ!信濃町の恥だけではない、日本の恥です!」と憤られていました。』とも書かれている。 町内には、ニコル氏を良く思わない人は意外と多いのだが、その理由も分かるものの、自然保護に対する彼のメッセージまでに耳を塞ぐ必要はない。


 最後に、国から村まで選挙に関する情報をひとまとめにした、ザ・選挙というページがあることを知った。 トップの自治体→長野県→信濃町と見ていくと、今回の選挙の候補者一覧が表示される。 名前や年齢など情報としてはわずかだが、信州の山奥の選挙であっても、全国規模のDBに掲載されいるのであった。

2009年3月15日日曜日

信濃町産廃施設関連記事のこと

 ある方から産廃処分場計画に関する最近の新聞切り抜きを見せていただいたので、この計画について再考してみようと思う。

 新潟県境に計画されている産廃処分場は、昨秋に現地を検分してきたが、関川沿いの高台にある傾斜地で素人が見ても崩落の心配があるなど危険な場所であると容易に判断がついた。 この計画に対し、関川下流域の妙高・上越市の市民の多くが汚染被害の恐れがあると5万人以上の署名を集め長野県庁に反対陳情をしている

 しかし、当のお膝元である信濃町ときたら何ともお寒い状況にある。 明確に反対の意思表示をしているのは信濃町産廃対策住民の会と若干の町議会議員であろうと聞く。 信濃町役場も町長も反対という言葉を発しているものの、その声は小さく具体的な効果のある行動には出ていないようだ。 町長に至っては、賛成住民も反対住民も平等にと云う始末である。 行政における平等と将来にわたる住民の安全や健康を同じ物差しで測ろうとしているのである。 先日、学識者による計画地の地盤調査で危険と判断されたと町役場が長野県庁へ報告したというが、政治的に進められているであろう本計画に歯止めをかけるような内容でなかったと思う。 そんな甘い考えでは、長野県庁と高見澤が結託したような産廃計画を抑えることは出来ない。

 このような反対運動に対し、産廃施設設置に賛成する人達が長野県庁に陳情したという報道もあった。 この記事によれば20名ほどの賛同者がいるそうだが、信濃町の総人口9千数百名のうち、たぶん成人は8千名ほどであろう。 増えたとしても100名ほどの賛同者とそれ以外の反対住民・明確な意思表示はないものの賛同しない住民等とを合わせ比較すれば、そもそも町長の平等に処するという思考そのものが誤りであることが分かる。
 と同時に、あの賛同要望書の県への提出は、産廃業者である高見澤による指示かもしれないし、その活動にも高見澤から日当が払われているかもしれない。 賛同は金銭的な見返りのある活動であり、反対は物質的な見返りのない、ただ住民の自然環境と安全、健康を確保するための活動なのである。

 賛同者の中には、「日常生活でゴミを出しているのに、産廃施設に反対しているのは道理に合わない」と言っているというが、この施設は住民の生活ゴミを処分するための施設ではない。 東京など大都市圏で発生した産業廃棄物を埋めるための施設なのである。 産業廃棄物というのは、ビルや工場などの建築廃材などあらゆるゴミなのであって、上信越路(高速道路)建設から生じた廃材を埋めた矢保利の館隣接地のように、工事が進めば埋立ゴミの中に何が入るか精査も出来ないのである。 アスベストや化合物、ダイオキシン等、呼吸器疾患を呼び起こすような物が含まれる可能性は非常に高い。 その毒性を考えたら生活ゴミと同一視点で見ること自体がナンセンスであることが分かる。

 そもそも賛同者の多くは、産廃業者に土地を売る者、産廃施設導入のために働くことによって報酬を得る者であり、そんな金銭を得る者達と将来にわたって被害を受けるであろう住民とを同じ土俵で論じるのは、全く不平等この上ないと誰もが分かることである。

 信濃町では間もなく町議会議員選挙が行われる。 明日が告示日だと思うが、この産廃問題に明確にノーという態度を表明されている方が当選することを願う。 そして弱腰の町長にきちんとした指針を示してほしいと思う。 と言いながらも、14人の定員に15名の立候補らしいので、ほとんど無投票状態で決まるのかもしれない。 町議になると手当3百万ほどになるらしいので、収入を当て込んで立候補する人もあろう。 どれだけ町政に期待できるのであろうか?不透明さはここにもある。 結局は、別荘住民をも引き込んだ、町民参加による地道な反対活動しか手だてはないのかもしれない。

 それにしても高見澤という一私企業の営利活動のために、長野県民であり信濃町町民である住民自身が苦しまなかればいけないなんて、実に不合理な話である。 貧困な論理しか持たない人間が町にも県にも国にもあまりに多すぎる。 暴力行為は決してあってはならないが、フランスなどヨーロッパの人々のように、一人一人の明確な意思表示が欲しい。



2009年2月19日木曜日

赤川周辺の地質構造調査の報告のこと

 あるメーリングリストから、産廃最終処分場計画がある赤川地区の地質調査を信濃町が実施し、その結果を長野県へ報告したと、その概要が信濃町役場HPに掲載されていることを知らされた。

信濃町プレスリリースから

 早速、その2つのPDFを見たのだが、率直な感想として、

これって何? 何のための県庁への報告?

というものであった。 実際の報告内容はもっと詳しいのかもしれないが、「断層があって、地すべりや崩壊が起きやすい」場所というのはこれまでも云われて来たことだろう。 産廃処分場阻止のための調査であれば、住民への健康被害など総合的に行われるべきであり、報告の中に、町の姿勢や意向が何ら入っておらず、そもそも何で今頃になって?など疑問は多く残る。

 穿った見方をしてはいけないのだが、産廃に反対する住民から突き上げられた時、「町役場としても努力してきました」というエクスキューズに利用するだけのもののように思えてしまう。 町長自身にも、住民の生活や健康を守るという基本的な姿勢の欠如が感じられる。 それは、昨年12月の信濃町議会議事録を見ても分かる。 その一部をここに残そう。

◆11番(峯村 勉) 是非、お願いします。
  その次、この(有)やすらぎの森できちんと協定書ができるということになると、それが㈱高見澤が計画している処分場についても大きな圧力になるかと思います。㈱高見澤は、最終処分場建設申請、昨日のお話では6月25日に計画書を出して、県の方では、そのままでは受け付けなかったということなんですが、その㈱高見澤を何としても阻止していかなければ、これこそ危険な産廃処分場で、信濃町にとっては非常に由々しき問題ということになるかと思います。
 この問題について、昨日福澤議員の質問に対する答弁では、私は反対だというふうに、町長は答弁されました。それから、上越地方での反対運動、あるいは、住民の反対運動、ありがたいという言い方もされたわけですが、地方自治の一番の基本は住民の福祉の増進、そして地方自治の一番の基本的な課題から見て、町長が反対の町民の運動の先頭に立つのに躊躇する必要は全然ないと思うのですが、この点について、改めて決意をお伺いしたいと思います。

●議長(関塚賢一郎) 松木町長。

■町長(松木重博) 昨日も申し上げましたし、また昨年の6月の議会からお伝えしてございますように、私は建設には反対だということは申し上げております。ただ役場の対応としましては、私一人の考えをもってどうこうするわけにはいきませんし、住民と接する上で反対派の方、賛成派共に平等に対応しなきゃならないのですが、私が住民の先頭に立って反対活動をどうのこうのと、これはやはりいかがなものかなという思いはしておりますけれども、ただ常々その姿勢は変えてはおりませんので、ご了承していただきたいと思います。

●議長(関塚賢一郎) 峯村勉議員。

◆11番(峯村 勉) 私は反対だが、行政としてはという、町長としてというのと、行政としてというのを分けて考える理由がちょっとわからないのですが、何か町が行なおうという時に、賛成も反対もあるから両方に対応するという姿勢でいいのかどうなのか。それだったら、学校統合建設反対意見もあるから、じゃあ役場は中立、そんなことはあり得ないでしょ。何か施策するにあたって、反対の人にも対応するのが行政って、そういうことになっていくと、行政としては何もできなくなってしまう。
 それで、この産廃問題は町民の安心、安定にとって基本的な問題の1つと。だからそこで、行政としても、町長個人としてだけじゃなくて、反対の立場をもうちょっと明確にされていいんじゃないかと思いますが。どうでしょうか。

●議長(関塚賢一郎) 松木町長。

■町長(松木重博) 先程も申しましたように、一貫して産廃の処分場建設には、私は反対してきております。このことは、町民の皆さまにも十分伝わっていることと思っております。ただ、私がこれから進めていかなきゃならないことは、冷静に許可権者である長野県から県条例に基づいた業務も与えられ、偏った行動はできないことから中立と申したわけで、冷静に県に対して反対の根拠を示していくことであると、これは㈱高見澤さんだからということではありません。どこの業者であれ私は反対だと、そういった意味で㈱高見澤さんは、昔から私は個人的なつきあいもあった企業で、知り合いではありますけれども、その㈱高見澤さんであってもこの問題だけは、前にも申し上げましたように、ご遠慮をお願いしたいと申し上げているところでございます。

 質問された峰村議員が云われるように、「この産廃問題は町民の安心、安定にとって基本的な問題の1つと。だからそこで、行政としても、町長個人としてだけじゃなくて、反対の立場をもうちょっと明確にされていいんじゃないか」。
 実に、松木町長は平等の意味を履き違えているように思う。 行政であろうと、どんな事業であろうと、福利の陰には必ず不利益は生ずるもの。 利益者と不利益者を平等に扱うというのは、一見公平なようで公平ではない。 万一産廃処分場が完成し、その結果住民に健康被害や環境汚染が発生した時、それでも町長は平等に扱ったと釈明するのであろうか。 一旦汚染された地域は未来永劫に残る。 将来の子々孫々に健康被害を与え続けることは、平等を通り越して、それこそ犯罪行為に近いことだとも言える。 そのような認識もない「平等」は見識不足そのものだ。
 「㈱高見澤さんは、昔から私は個人的なつきあいもあった企業で、知り合いではあります」という答弁があるということは、明確な態度を取れない事情を町長は吐露しているのか。 9千人余りの町民を統率する資質を持ち合わせておられるのだろうか? と、どうしても疑問符になってしまう。

 峯村議員は今期で退任されるとか、来月には信濃町議会議員選挙が予定されている。 一定の個人や地域などの利益や利権に目を奪われるのではなく、信濃町全体の将来を俯瞰するような、見識のある議員が数多く輩出されることを願う。 そして、そのような議員の力で、町役場や町長が「町民の福利に貢献する」という本来の思考が出来るように方向修正をしてほしいものだと思う。 万が一、産廃計画に同意するような議員が増えるようなら、信濃町には限界集落への坂道を転げ落ちるような将来しか残らないであろう。

(追記: 「続・黒姫から」の19日の記事(後段の追伸部分)に、信濃毎日新聞の当該記事の切り抜き(左端部分が少しない)が掲載されている。
 この記事を見たほうが、信濃町が長野県へ報告した意図がよく分かるが、それでも町の対応としての弱さは否めない。 同記事の後半に、『町内には、誰もが出すごみ処理を「自分の所は困ります」で良いのだろうか-と建設方針を容認する住民がいる。』というくだりがある。 こういう言い方はこれまでも良く聞くが、これは産廃業者からの土地提供者などへの金銭的な見返りをカモフラージュする言葉そのものであろう。 町内もしくは近隣で発生するゴミであれば、「住民エゴ」と言われても仕方がない。 しかし、産業廃棄物というのは、首都圏などの建設現場や工場などから排出される内容物を検証できないゴミなのである。 上信越道建設現場から排出された埋立物にしたって、環境汚染を発生させる懸念を残したまま、何の解決策もなくネクスコの言いなりで終わりそうだ。 一旦産廃施設が出来れば、どんな廃棄物が運ばれてくるか分からない。 そもそも産廃業者は私企業として利益追求のための産廃施設作りを考えているわけだ。 そんな計画に反意を示すことが「住民エゴ」だというのは、非常に浅はかな思考であり、論理のすり替えであると言える。



2009年1月31日土曜日

今日の折込広告から(産廃と豆まき)

天望館豆まき

 先日も記したが、明日の日曜日に道の駅「天望館」で豆まき大会が行われるとチラシが新聞記事の間に入った。 この豆まき大会はもう何回目であろうか、天望館が新設された翌年から開催されていたと思う。 お年寄りやお孫さん達を中心に喜んでいただくイベントであろうから、我々は脇に控えている方が良かろう。 昨夜から降っていた雨は夕方頃から雪に変わったようで、ある程度の積雪があれば、明日はひょっとしたら雪遊びも可能になるかもしれない。

 

 

 もう一つの折込広告は、信濃町産廃対策住民の会発行の「べちゃるな通信3号」。 「べちゃる」という言葉は、北信州を中心に使われる方言で「捨てる」という意。 こういう形で発行されたものは今回初めて見たが、第一印象としては、さてどれだけの住民がこれを読んでくれるかな?という疑問であった。 産廃問題は、住民にとって非常に重大な課題であるが、さてこの内容で啓蒙するのは非常に難しい。 だからと言って別に良い方法を知るわけでもない。 しかし、どこかの総理大臣ではないが、今の世は一億総漫画時代であろうと思い、はてこれだけの文章を読んで理解してくれる住民がどれほど居るか、その効果のほどをついつい危惧してしまったのであった。 

べちゃるな通信べちゃるな通信べちゃるな通信べちゃるな通信


2009年1月24日土曜日

信濃町処分場問題

信毎ニュース

 未明にわずかながら雪が降ったようで屋根が白くなっていた。 そして朝の空には晴れを思わせるような雲が動いていたが、一瞬暗くなり横殴りの雪が落ちたが、それもまもなく止んで、昼からは青空が出ていた。

 この所、元旦以降の信濃毎日新聞を読み直しているのだが、15日に町内に計画されている産業廃棄物最終処分場計画の記事が載っていたのに気づいた。

 この計画に反対している「信濃町産廃対策住民の会」が、産廃業者から事業計画書が提出された場合にはすみやかに同会に知らせる旨町役場に申し入れたという内容であった。

 本件に関連するのだが、去る21日には長野県が新しい産廃条例についての説明会を行ったのだが、参加者はほとんど市町村の担当者で産廃設置計画がありそうな地域の住民は殆どいなかったらしい。 そして、県条例が健康問題など住民側の立場に立った内容であるか、市町村の担当者はこれを精査する姿勢がなく、県の担当者の説明を聞くだけであったらしい。 これでは、産廃業者と結託した長野県が都合の良いような条例を制定してしまい、結果として産廃施設が設置される市町村や住民がダイオキシン禍など将来に亘って苦しむことになってしまう。

 行政担当者の意識が上から下まで生ぬるいというか、真に住民の立場に立っていないのではないかと思えてしまう。 さて、本記事の中では、信濃町の松木町長は、「産廃建設反対」であるとこれまでと同じように表明しているが、その言動には何も具体的なものがない。 住民の健康で安全な生活を守るのが町役場や町長の役目であろう。 そのために町長という職位についているのだし、1千万円近い報酬も得ているわけだ。 口頭で「反対」と言うのは容易い。 しかし行動が伴わなければ、それは幻影であろう。 服部前町長を破って町長の職についた時のあの熱意はどこに行ったのであろうか?

 以前にも書いたが、町長のこのような中途半端な態度は、結果として産廃設置に賛成を呼び込むものであって、異議を唱えている殆どの町民の信託に反意していることになる。 報酬に見合った仕事をしてほしいものだと実に思う。



2009年1月10日土曜日

産廃関連ニュースから

 アサヒコムに、新潟市内の産業廃棄物処理施設で「放射性廃棄物」と書かれたドラム缶が見つかっていたというニュースが掲載された。
 たぶんいくつかの産廃業者の手を渡って東海村から運ばれて来たのであろうが、昨年、信濃町の隣町である飯綱町の山林にも放射性廃棄物が長年放置されていたと信濃毎日新聞に掲載されていた。 全国の産廃事業を調べれば同様の事象はまだまだあろう。 それが日本の産業廃棄物処理事業の実態だと思う。

 信濃町に計画されている産廃処理施設について、業者は万全の体制で住民への被害発生は全く無いと説明しているが、一旦認可され事業が始まれば誰の運用チェックも行われず、本ニュースのような事態になる可能性は十分に有ると考えられる。 一旦出来上がった施設の運用を停め、しかも廃止へ導く努力は想像を絶するものがあろう。 今の時点で歯止めをかけなかったら、将来に亘って安全で安心して我々が生きられる信濃町とはならない。

放射性廃棄物用のドラム缶、新潟の産廃施設で発見 原電
     アサヒコム 2009年1月10日20時39分

 日本原子力発電は10日、新潟市内の産業廃棄物処理施設で同社東海発電所(茨城県東海村)の名前が入り、「放射性廃棄物」と書かれたドラム缶(200リットル)1個が見つかったと発表した。この発電所で使われていた放射性廃棄物用のもので、原電の調べでは、缶表面と内部の液体の放射線量は外部と同程度で、人体や環境への影響はないという。

 発電所の外でドラム缶が見つかったのは初めてだという。原電は「どこから流出したのかわからない」とし、発電所や缶製造メーカーなどからの可能性も含め、流出経路を調べている。

 原電によると、見つかったのは新潟市西蒲区下木島の産廃処理施設。缶はうすい黄緑色で、真ん中に放射能や放射線に注意喚起するマークが入っている。中には赤色の液体が入っており、同社が分析している。

 原電はこの缶を少なくとも約20年前から使っておらず、放射性廃棄物を入れれば管理番号が記入されることになっていたが、番号はなかったという。

 産廃処理施設は02年に倒産したまま放置され、同市などが行政代執行で撤去作業をしていた昨年12月19日に缶が発見された。同発電所には1月9日夜、経済産業省原子力安全・保安院から連絡があったという。

 長野県が新たに制定する産廃条例の説明会が、来る21日(水)に長野市内であるらしい。



2008年12月26日金曜日

野尻湖フォーラム 冬号が届く

 今年も雪が少ないのかなと思いきや昨日からの雪降りは明日一杯続くようだ。 カメラから見る映像には車すら写っていないのでかなりの雪降りと思われる。 一瞬にして豪雪地に代わってしまった。 そろそろ学校も会社も休みになって来るので、スキーを生業にしている方々はこれで安堵されていることでしょう。

野尻湖フォーラム

 さて、先日、野尻湖フォーラム43号が届いていた。
今回初めて知ったのは、来年4月から3年間野尻湖でのオオクチバスやコクチバスの再放流禁止が解除されるということであった。 ブルーギルやバスなどの外来魚は野尻湖全体の自然環境を破壊するほどの獰猛な魚であろう。 そんな魚を釣っても再び放流しても良いということで、個体数の減少が防げるということかもしれない。 要は、釣り易い環境を作って、野尻湖へ来る釣り人を増やしたいということなのだろう。 バスのためには、ワカサギやその他小生物、水生食物も要らないというのが漁協の考え方らしい。
 湖水が流れ出る水路にはスクリーンを張って稚魚や幼魚の拡散を防ぐ対策をするということだが、確実に効果があるものか疑問に思える。 他の水系へバスが広がるおそれがたぶんにある。
 昨今、野尻湖を訪ねる観光客が減少の一途をたどっている中で稼ぐ手段としたいのだろうが、結局は釣り人しか来ない湖になってしまうのではないか。 再放流禁止解除は、長い眼で見たら得策ではないと思うが如何であろう。

 さて、その野尻湖の湖畔にはナウマンゾウのモニュメントが所々に置かれている。 その製作と設置に関わった方がその経緯を記されていた。 モニュメントは、今の時期雪に隠れてしまうが、毎年夏には頭(匹)数を増やしていきたい由。
 湖畔で遊ぶ人々がこれを見て野尻湖人がかつて生きた世界と共時できたら楽しいだろうと思う。
 今夏、バイク乗りの途中に東大寮跡地で見たモニュメントの一つが次の写真。

モニュメント

 最後の話題は産業廃棄物最終処分場計画で、町内の夏以降の状況を説明していた。 内容的には既知のものだが、きちんと整理され記されているので状況を把握しやすい。
 その本文には特別の感想はないが、編集後記に書かれていた内容に合点してしまった。 一部を残そう。

~ 町長は建設に反対する意向は変わらないとしながらも、町は賛成住民も含んだ住民全体の奉仕者だから中立であるべきで、町が専門委(員会)に加わるのは反対という。 町民の利益、安心・安全・安定を守るのが町の仕事とするならば町民の不利益(健康被害・災害等)となる可能性のある事柄に対し、中立論はあり得ないと思うのだが。 ~

 産廃処理場計画に賛成の町民は、高見澤から土地代金や給与等の報酬など利益を受けていると思われる。 そう思うのは、利益以外に産廃に同意する理由がないからである。 そのような利権町民と健康被害や災害をただ受けるかもしれない町民とを並列に考えるという思考が、役場や町長にあるとしたら、むしろそれこそが不公平を作り出していると言える。 賛成住民は100人にも満たないであろう。 それ以外の9千人の住民が不利益を蒙るのだとしたら、それこそ行政の怠慢だと言える。
 利権とは縁も所縁もない町民が健康被害を受け、信濃町全体の評価が下がり、農産物は売れない、観光客は来ない、別荘住民は減少する、そんな状況になったら町内の経済は一層冷えてしまう。 それに対し、役場や町長はどんな言い訳ができるのであろうか!

 役場、町長、議員、職員ともども、リップサービスのような反対の声を言うのではなく、町民の先頭に立って行動すべきである。 そういう行動があってこそ初めて、信濃町が一つになれるし、町の活性化にもつながるわけだ。 町長の中立という態度は、結果として産廃処理施設導入に賛成していることにつながるのだと認識して欲しい。 自治体の長が産廃反対の旗振りをしている例は全国どこにでもある。 猛省を期待したい。



2008年12月7日日曜日

今朝は一番の寒さか?

 週末から寒気が降りてくると予報されていた通り、黒姫の今朝の気温は零下5度。 いよいよ本格的な雪の季節に入るかなと思いきや、ほとんど降らなかった様子である。 スノーパークの営業開始は19日だが、それまで十分な雪降りがあるであろうか。
 今日は、信濃町産廃対策住民の会が町内への啓蒙活動の一環としてバザーを総合会館で行うと聞いていたが、遠くにいてどんな手伝いが出来るかわからないまま開催当日になってしまった。 活動に加わったものの、活動されている方々を詳しく存じ上げず、またこれまでの活動経緯も理解できていないので、どうしても足踏み状態になってしまいがちである。 住民運動の実効力を上げるためには、まず組織の拡大が必要であろう。 会員を増やすことが第一命題だが、人それぞれの考え方や思いは十色であろうから、同じ方向性を持つように結束するためには、まず加入時のオリエンテーションが必須ではなかろうかと思った。

 ところで、何気なくテレビの番組表を見ていたら、NHK教育の「こころの時代~宗教・人生」で、「露の世の光と闇~小林一茶の死生観~」という放送があった。 本放送が今日の午前中、再放送が今日の午後ということで、ともに観る機会を逸してしまい、気がついたのはつい先ほどであった。 少し残念な気持ちでいる。

今朝の黒姫山今朝の外気温

今日の暦から : 食べ過ぎ飲み過ぎに注意



2008年12月1日月曜日

新潟県県民生活・環境部より回答文書が届いていた

 新潟県と長野県の県境の山奥である、信濃町・野尻赤川地区に産業廃棄物最終処分施設を建設するという計画を具体的に知ったのは昨年であった。 計画している㈱高見沢という会社が町内で計画案の説明会を数回開いていたが、自分が実際に参加できたのは今夏であった。
 素人の自分が聞くだけでも、その計画案の杜撰さが分かったのだが、各地区で設置反対の署名が回っていたものの、微力だが自らも意思表示をしようと、関係自治体に疑義のメールを送ることにした。
 一番回答が早かったのは長野県廃棄物対策課であったが、その回答は全く内容のないもの。 次に8月28日に上越市からも同じような内容の回答があった。 そして9月中旬に新潟県から回答が届いていたのに先日気がついた。

◎新潟県県民生活・環境部からの回答文書

 結局、直接の被害をもろに受ける可能性のある妙高市からは無視されたようで、いまだ回答はない。 ただ11月20日付けの新潟日報で、えちご上越農協や柿崎町漁業共同組合など18団体総勢8万人を超える組合員数を有する、上越地域農業水産団体連絡協議会という組織が立ち上がったと知った。 今後、この産廃処理施設計画撤廃へ向けて長野県庁などへの働きかけを展開するそうだ。 阻止に向けた力強いニュースの一つであろう。 残念ながら当該記事は新聞紙面だけでサイト版にはそれらしい記事は見当たらない。

 さて、先日その計画地を訪ねるツアーが企画され連れていっていただいた。 場所は、標高700mほどの地で、崖下には関川が近くまで迫っている。 1995年7月に起きた大洪水のような災害(信濃町役場のユーチューブ映像に当時の災害映像が掲載されている)があった場合、産廃施設が安全に保持されるのか非常に疑わしく感じられた。
 また、計画地には湧き水が流れ出している箇所が数箇所あるのだが、どれも湧き出しては再び地に潜るという伏流水なのである。 地下を流れる水脈も分からず、悪い地盤の上に、何十トンか何百トンか分からないが固めた産業廃棄物を未来永劫を置くというのは危険極まりないと言える。 危険な産廃施設を作るという計画そのものが、無防備というか杜撰と言わざるを得ない。
 計画地として当地を選んだ理由を質問したら、㈱高見沢からは「単に購入価格が安かったからだ」という回答の由。 この回答からも当地が産廃処理施設地として安全であると確認して計画が練られたものでないことが分かる。 反対運動は今後も粘り強く続け、その輪をどこまでも拡げて行く必要がある。



2008年11月25日火曜日

町内ごみ問題見学ツアー

 今日は、信濃町産廃対策住民の会が主催した町内ごみ問題見学ツアー(産廃ツアー)に参加させていただいた。 町内には、野尻赤川地区への産廃処理施設計画以外にも、不法投棄らしいゴミや、一見ゴミだが持ち主は有価物だと主張する置き場など、ゴミにまつわる場所が種々あるようだ。
 その中で現在問題としてしばしば上げられる2ヶ所を見学した。 一つは矢保利の館隣接地、もう一つは㈱高見澤が計画を進めている赤川地区であった。

 矢保利の館隣接地は、上信越道の2車線化工事(豊野・信濃町間のトンネル工事)で排出された土砂や岩石を深さ40mほどの沢に埋めたものであった。 運動グランドなどの造成ができると町役場が受け入れを認めたもののようで、埋め立てそのものには違法性がないのだが、土砂の中にファイバーを含んだコンクリート片が含まれていたことが判明し問題になった。 ネクスコの現場所長からは町との契約に基づき工事を行って来たと、工事の概要を説明していた。 大きな作業は既に終えているようで、今日は芝生の種苗と肥料を混ぜ合わせた青い水をホースで撒く作業を行っていた。 町はスポーツ合宿などへの活用を皮算用しているようだが、実際にグランドとして使うためには更に手を入れ、経年変化による修理などの維持管理も必要となる。 将来へのお荷物になりはしないか気になる所である。
 工事箇所の突端には、高さ40mほどの大きな則面があり、その急坂を下ると工事の大きさがよく分かる。 則面の下部には水抜き用の土管があり、そこから湧き出る水は池尻川へと流れている。 しばらく谷間の道を進むとやがて東北電力池尻川発電所へと出た。 ここは池尻川の水流による発電以外に、関川から水をくみ上げ、さらに野尻湖へと送る役割を担っているらしく、池尻川の(ファイバーを含んだ)水流がこれに混って野尻湖へ流入する可能性があるとのこと。 ただ度合いとしては少ないらしい。

 次に訪ねたのが㈱高見澤が産廃処分場を計画しているという赤川地区という場所である。 標高700m位の場所で新潟県側の杉の沢の集落が木々の間に、また視線を落とすと関川がよく見え、その横に信濃町の枡形処分場があるのも確認できた。 地震などが起きれば産廃物が眼下の関川方向に崩れ落ちることも、処分場に沁み込んだ水が妙高高原町に流れることも容易に考えられる場所だと分かった。 また、北や北西からの冬場の風は信濃町の山桑地区へと吹くので、産廃施設から排出したダイオキシンなどの有害物質が居住地区へ飛来する心配がある。 計画地区には水質検査であろうかボーリングの跡のようなパイプが差してある所が散見された。
 参加者の中に齢90を越えた元気な方がおられ山道も難なく歩かれていた。 信濃町にもしっかりした気骨を持つ方が居られるのが分かっただけでも本ツアー参加の意義があった。 来春、雪がとけた時期に再びツアーを計画したいと係りの方が仰っていた。

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今日の暦から : 合わない眼鏡は有害