昨日、常住場所の隣人が署名依頼に来られた。 その署名というのは、近隣に競馬か競艇かの場外馬(車)券場計画があり、これに反対請願するためのものであった。
その場所は駅前の一等地で、食堂ビルがあったが、建築後50年を越えオーナーが業況悪く手放したと聞いていた。 近くには大学や小中高学校がある文教地区である。 そんな所に一攫千金を求めて有象無象の輩が集まる施設を作るというのだ。 人が行き交い混雑する場 -それも賭けの場- には必ず諍いがあり、地域は荒れるものだが、近くの商店は売上増大につながると、また行政も税収入になると賛成しているらしく、彼らにとっては社会(地域)不安より、とにかく儲かれば良いという発想のようだ。
さて、この所、音沙汰が無くなってしまった信濃町の産廃処理施設計画だが、これも産廃業者に土地を売る者、産廃業者からお零れをもらう者の欲得ずくなのである。
地域の安全や安然などはおかまい無し。 この署名案件を聞いて、町長をはじめ信濃町役場も産廃には反対だと言いながらも、その態様を見ていると、計画に便乗して町のゴミ処理などの効率化を計るとか、税収入に期待を寄せているとか、そういう発想もあるのかなと疑念を感じた。 誰もが欲得ずくで思考する脳しか持たなくなったというのが現代人の姿なのかもしれない。
街中にいても、地方にいても、棲み難くなって来た。
所で、「欲得ずく」でもう一つ追加しよう。 衆議院議員選挙の投票日が近づいて来たが、美辞麗句を並び立て、相手候補への誹謗中傷。 これらも代議士先生の欲得ずくであり、代議士先生からのお零れに預かる者の欲得ずくなのである。 併せて行われる最高裁判所判事の信任投票だが、あの判事達も体制に迎合し出世欲にかられ欲得ずくの判決に終始している。
特に疑念を感じる裁判官は次の諸氏。
- ブッシュなどアメリカを利するためのイラク戦争に派兵協力する竹内行夫
- 防衛大教授のわいせつ事件に無罪判決するも植草さんにノーを突きつけた近藤祟晴
- 責任放棄の制度ー裁判員制度ーを実現させた竹崎博允
- 国策捜査に協力し外務省職員の佐藤優氏の上告棄却した那須弘平。
バッテン → 竹内、竹崎、那須、近藤
「た け た け な す こ ん ど う」
と覚えたら、投票場でバッテンを付けやすい。
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