NHKの教育講座のテキストであろうか、NHK俳句・11月号という小冊子を、先日町内で見つけた。
これに、小林一茶の故郷である柏原を主題にした俳句紀行が載っており、その協賛であったのか、数冊野積みになっていたものの一冊を買い求めて来たのだった。
月が替わったので、その小冊子から信濃町の部分を取り出して、ここに残すことにした。 縮小したので、本文を読むことはできないが、掲載されていた写真から、一茶の里の吟行の雰囲気が感じられることと思う。
これらの写真の最後に鍛治職人の茅葺の家が載っている。
柏原の隣の地区である古間が、「信州鎌の里」と呼ばれていることから、手打ち鎌の最後の人と云われた、中村与平さん(お名前に確証なし)の家はてっきり古間にあると思っていた。 しかし、この写真の家が与平さんの家だったとあらためて認識した次第である。 何十回か、何百回か、この家の前を行き来しながらも、今まで知らなかったのであった。
因みに、「野尻湖物語」には、古間で鍛治をされていた(?る)駒村栄さんが紹介されている。
俳句も、川柳も、関心はあるのだが、そもそも情感の部類に縁遠い存在と自分自身のことを思っている次第で、なかなかその一歩を踏み出せないでいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿