所要があって、上の写真の言葉でも分かる南の国へ行って来ました。 峠の茶屋でだご汁を食べ、市内を見渡せる金峰山へ登って来ました。
そして、見つけたのが鬼柚子。 獅子柚子とか、ジャガタラユという言い方もするそうですが、柚子の仲間ではなく、文旦の種類だそうです。 野菜売場では、ジャンボ柚子と称して売っていました。 下の写真のように、晩白柚(ばんぺいゆ)ほどではないが、直径15cm前後で重さは600gの大きさでした。
早速、これを砂糖煮にしました。 良い香りがして、なかなか美味しい。 柚子と同量の砂糖で煮るそうですが、あまり甘くすると香りが消えてしまうし、糖分の取りすぎにもなります。 砂糖はほどほどに減らした方がいいでしょう。
数十年ぶりに阿蘇山頂に立ちましたが、緑のない寒々しい季節なのに、日本のみならず韓国などからの観光客も来ていました。 久しぶりに食べた高森の田楽が美味しかった。
1 件のコメント:
かつて夏目漱石が小説「草枕」の冒頭で書いている、
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。」
を思い出させる、峠の茶屋や金峰山への、草枕ハイキングコースの一部を歩いたわけです。
現在は、山の奥まで町並みが続き、車で自由に登れる山になってしまっていました。
帰りはバスを使わずに(というか、逃がして)、本妙寺まで降りて来ましたが、どっぷりと日は暮れて、真っ暗な中、時々走る車のライトだけが頼りでした。 でも、見ず知らずの親切な方々が、道を教えてくれたり、車で送ってくれました。
大事なことを感じさせる山登りでした。
コメントを投稿