花曇りというのであろうか、青空はほとんど出ないものの暖かい日になった。
報恩講に出る家内をあるお寺さんへ送ってから近隣の桜を再び巡ってみた。 どこの桜も満開を過ぎて、やや色落ちしはじめている感じであった。
まず訪ねたのが荒瀬原の即心院。 そして柴津の称名寺。 称名寺の鐘楼にさがる石の鐘をカメラマンが撮影していた。 「非戦の誓い」のシンボルとして多くに知られているらしい。
そして、古間支館、野尻湖畔。 さらに地蔵久保は先日よりさらに色が増していたが、袖の山の枝垂れは色落ちしている感じで、しかも興ざめの木塀が設けられていた。 毎年思うのだが、これだけ「いいづなまち花まつり」として宣伝するのであれば、無粋な電線や標識などは撤去してほしい。
飯綱高原へ向かう野村上でも桜はあちこちで咲いている。 信濃町に戻って原の閑貞桜は見られないので、脇にある孫かひ孫の枝垂れを見た。
一茶記念館がある小丸山公園にも桜があるのではと行ってみたがここは少ない。 しかも、来月5日の一茶祭の準備であろうか、セルロイドで出来たぼんぼりが垂れ下がっており、これは興ざめである。
そして、ゲレンデの大山桜はどうかと車を進めると、町民の森の桜がなかなか良い色に咲いているのに出会った。 ここには白樺の木ばかりが植わっていると思っていたが、花が咲いてみると桜の木は多い。 先々が楽しみであろう。
ゲレンデの大山桜は一つ二つの花びらが開いている程度で、まだ鑑賞できるような咲き方ではなかった。
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