黒姫の桜は8分咲きにまでこぎつけたらしい。 明朝は数ヶ所の桜をめぐってみたい。
さて、26日、長野で行われる北京オリンピックの聖火リレーに関して、中国政府によるチベット人民弾圧に抗議を示すランナーや参加者が誰もいないと、あるスポーツキャスターが嘆いていた。
確かに、世界中の国々から集まる4年に一度の祭典を成功させたい思いは、参加するスポーツ選手ばかりでなく世界の人々誰もが持っているものであろうし、政治とスポーツは次元が違うと言いたいであろう。
しかし、チベットにおける惨状を中国政府が明らかにしないばかりか、かかるチベット擁護運動に対する中国政府の行動は正しいと、今度はフランス製品不買運動など、政府誘導と思えるようなデモが国内ばかりかアメリカやフランスでも起きているとのことである。 以前、中国の日本政府公館への破壊行為があったが、あの時以上に中国政府と政府に誘導される中国人の恐ろしさ、脅威というものを感じた。
先日書いたように、長野にも留学生と称する中国人が応援のために参集するらしい。 昨日のニュースで聞いたが、マレーシアのクアラルンプールでFree Tibetの旗をかざした日本人を、100名ほどの中国人が中国国旗で覆い、袋叩きのようなことをしたらしい。 ここでもチベットにおけると同様に集団暴力行為が行われたわけで、何とも恐ろしい話である。
かかるようなことが長野で無いとは決して言えない。 こんな集団による暴力行為が予想されるなら、聖火リレーなど何の意味も持たず、いっそのこと中止にしたらいい。
農薬入りの冷凍餃子問題も含め、日本政府は中国に対し全てに腰が引けている。 実施するなら中国人を長野に集約させないなど、もっと中国政府に対し、抗議なり明確な態度であたるべきだ。
イスラエルがパレスチナを、また中国がチベットを苦しめている姿を見ると、ナチスドイツのホロコーストや日本帝国軍による中国侵略もあながち否定できなくなってしまう。
さて、アテネでの採火式の映像の中で、5つの手錠を描いた旗をかざした人が映っていた。 彼は、パリに本部を置く国境なき記者団の一員のようで、長野でも何らかの意思行動を実施したいと考えているらしい。 そして、その「国境なき記者団」は、北京オリンピックを訪ねる選手や観客に、次のバッジをつけてほしいという運動を展開するらしく、サイトにバッジの絵が掲載されていた。 「自由」 - 中国語でも同じ意味で使われるらしい。
ウイキペディアには、国境なき記者団が作成した報道(言論)の自由ランキングが掲載されている。 日本の37位もほめられるような位置ではないが、中国においてはレッドゾーンの163位。 これを見ただけでもそもそもオリンピックを開催できるようなレベルの国ではないと言える。
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