昨日からの雪降りで黒姫もやっと白一色になったが、さてこのあと続いて降ってくれるであろうか? スキー人口の減少と雪不足は、これまでと同様にゲレンデやペンション営業に苦境を強いることになろうから、-でもあまりの大雪は生活が大変なので- ほどほどに降って欲しいと人様の勝手な空頼みである。
さて、我々が去った後の北海道も雪マークの日が続いている。 例年この時期に我々が訪ねると、”必ず雪を置いて行く”と言われているが、今年もまた同じような状況にあるようだ。
これまでも小樽を中心に食べ歩きの旅をして来たが、紀行の最後に今回訪ねたいくつかの店を紹介しよう。
1.商家茶屋 さかい家
堺町本通りの真ん中にある喫茶店だが、建物は旧い商家を利用しており、格子状のガラス窓に覆われているので、あまり目立たない。 暖簾をくぐって店内に入るとまず大きな金庫が眼に入って来る。 横に長い店内だが、黒光りした床が旧さを感じさせる。 店内は静かで働いている人達も自然な成りで良い。 ともかくここの珈琲は美味しいの一言。 連れはあんみつやぜんざいをよく食べているがなかなか美味しいらしい。 他にジャガイモ料理などもあって市内観光に疲れた時に寄る店としてはお薦めである。
グーグル地図のリンクが正常に表示できないので画像ファイルに落として店構えを残した。
2.小樽ラーメン 初代(しょだい)
ラーメンの類は元から好まない。 したがい何年ぶりかで食したが、ここの塩ラーメンは美味しく、汁一口でカニ味を感じた。 しかし、醤油は辛い。
3.南樽市場
地元住民のための市場だが、その間に入って我々もよくここで買い物をする。 カニなど生物を宅配したこともあったが、今回は乾いた物を中心とした。 干しニシン、鮭の外皮、鮭の飯寿司、揚げ物(栗原)など。
4.麦輪小樽(むぎのわおたる)
札樽道の朝里インター近くにあるベーグル専門店。 ベーグルはユダヤ人の茹でてから焼くパンのこと。 自分はベーゲルと言うものだと思っていたが、ネットで見るとベーグル表記が殆どである。 確かに英語はBAGLE。
味は悪くないと思うが、ただ甘すぎる。 粉だけの味ではないであろう。 そしてハンバーガーのように野菜や肉類をはさむのが日本人向けの一般的な食べ方のようだが自分は好まない。 次項のパン屋もそうだが、粉の香りや味そのものを味わいたい。
帰りの新千歳空港の店頭でも見かけたので、随分と広く商売をしているようだが、パンも生鮮食品であるからして、空港まで来て買いたいとは思わない。
5.新札幌のドイツパンの店
札幌に住む家内の友人がいつも買って来てくれるので店を訪ねたことはないが、クルミ入りのパンが特に美味しい。 しかも日が経っても味が落ちない。 パンの形状から、たぶんドイツパンの店*ベッカライ・ドルフィーだと思うが確証はない。 東京など首都圏にある名だたるパン屋より数段美味しいと思う。
6.やまべ料理 日本橋
新千歳空港へ我々を送りがてら苫小牧まで足を延ばし、案内してくれたのがやまべ料理の寿司店であった。 やまべというのは山女のこと。 やまべが海へ回遊し川へ戻って来るとサクラマスと呼ばれるらしい。
やまべの唐揚げというのは初体験。 他にも珍しいものがあって、ホッキ貝の笹寿司、鮭児や松川の握りなど。
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