黒姫のスノーパークから伝えるゲレンデ映像にはほとんど雪らしい白さが見えなくなったが、しばらく出かけて来た北海道も同じく雪は少ない。 特に札幌市内の道路では積雪風景がほとんど見られない。 時折、雪降りはあるようだが、長く続かないので融けてしまうようだ。
それでもさすが北海道なので殆どのスキー場は開いているようで、ホテルでもスキー板を抱えているお客さんが見られた。
さて、今回の北海道行きの目的は、小樽にある大高酵素のイオンハウスに入ることであった。 ここのオガクズ風呂に入って、この1年間体内に溜まった毒素をはきださせようというわけだ。
オガクズ風呂は、おがくずに糠と醗酵液を加えたもので、60~70度まで発熱する。 1週毎におがくずの一部入れ替えをしており、木材の芳しい匂いがして気持ちが良い。 ただ、手足をやたらに動かすと、じわじわとかなりの熱さが伝わってくるので15分ほど静かに待つ。
しばらくし全身から汗が噴出してくれば健康な証拠で、出た時に肌につくおがくずの量でその状態が分かる。 10月に来た時はローフードな生活をしたばかりで体も冷えていたのであろう汗があまり出ず、1度だけの入浴でかなりの疲労感があった。
今回はそういうこともない。 初めは30分入れたものが、入浴を繰り返すと最後は基本時間の15分で十分であった。 ただ、一般の温泉のように入浴を繰り返すわけにはいかない。
このオガクズ風呂だが、全国数十ヶ所に契約店が広がっているが、どこも畳1枚程度の風呂桶らしく、ここほど広くてゆっくりできる所はないようだ。 また、アフリカのある地域ではエイズ患者へ効果があるとオガクズ風呂が利用されていると聞いたことがある。 エイズ菌は40数度の熱で死んでしまうらしい。
札幌の大通り公園では、今、「さっぽろホワイトイルミネーション」、そして「ミュンヘン・クリスマス市」が開催されている。 イルミネーションの飾り付けやクリスマス・グッズを売る店は例年と同じような感じがした。 でも、冷たい夜空のもとで飲むホットワインは美味しい。
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