今朝の黒姫山ライブカメラの映像では、黒姫山を覆う夏雲が見えていました。 そろそろ梅雨も空けて夏本番になるかもしれない風景でしたが、梅雨の中休みという場面もありますので、天気のことを断定することはできません。 まあ、でもこの所の暑さで夏野菜は育っていることでしょう。 20日過ぎになると天望館をはじめ野菜直売所があちこちで営業をはじめます。 美味しい夏野菜 ー 黒姫の楽しみの一つですね。
夏になるとやはりアウトドアーを楽しみたいです。 海や山で思う存分体とハネを伸ばしたい所ですが、今年は福島原発からの放射性物質漏出で、日本の大方は危険地域であると思われます。 黒姫や戸隠にしても福島原発から直線で300km?(車で430km)離れていると言っても風や気流に乗った放射性物質がどんな飛び方をするのか全くわかりません。 ましてや柏崎原発からの距離は80とか90kmです。 市民にとっては実に危険極まりない日本となってしまったわけです。
さて、この所、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版のニュースをよく読んでいます。 日本の殆どのメディアはある意味で精査された、毒にも薬にもならないニュースを流しています。 大政翼賛会ばりの政府や大企業に迎合した報道姿勢に読む気が全くしません。 海外のメディアにしても資本系列などからフィルターにかかることは容易に想像されますが、それでも記事を読んでいると記者の良識というか常識というか、そんなものが感じられます。
今までiPhoneアプリでWSJを読んでいましたが、iPad専用の記事アプリがリリースされ、早速インストールしました。 やはりiPhoneアプリとは異なり、大変見やすくツイッターやFacebookでの共有も使いやすそうです。 あまり金融情報には興味はないのですが、読み応えがあれば有料会員になってもいいかなと思ってます。 アサヒ・コムなどは新聞購読と同じような料金体系(4千円弱?)ですが、WSJは月2千円弱ですので半分ほどで済みますし、そもそも記事の質が違います。
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福島原発の事故に際し、早い時期から反原発の意思表示を行い、浜岡原発訴訟の原告団にも加わったという城南信用金庫の常務理事が54歳の若さで亡くなったと聞きました。 病名は心筋梗塞ということですが、反原発脱原発の嵐の中で、報道とおりに理解する人は少ないと思います。 これまでも社会を大きく騒がすような事件が起きると、鍵を握るその渦中の人が自殺や事故で亡くなるケースがあり、事件の詳細が明らかにならないままトカゲの尻尾切りで収束してしまいます。 今回も何かきな臭いにおいがして仕方ないのです。
しんぶん赤旗によれば、玄海原発の運転再開にむけての説明番組で、九州電力が社員らに指示し運転再開支持の電子メールをテレビ局へ送付させたそうです。 こんなことは日常茶飯事でしょう。 莫大な原発マネーの裏には、警察など司法を含めた、我々市民が目に触れることのない闇の組織があるはずで、再び奇妙な事件が起きることは容易に想像されます。
玄海町長の岸本英雄という人物は、佐賀県唐津市に本社を置く地元ゼネコン「岸本組」の株主で、実質的にはオーナーなのでしょう。 九電から種々の仕事をもらう立場にある人物であると思われます。 一介の町長が国勢をも左右するような原発事業を真っ当に理解できるとは到底思われず、当然利権だけで原発の運転再開を求めていることが分かります。 そんな人物に地元の将来を託して安心なのでしょうか? 否、そうではありますまい。
飄(つむじ風)というサイトに、「元東京電力社員の福島原発の真実」という映像が掲載され(映像の直リンクはできません)、コメント内容も文字に落とされています。 この証言を見ると、東電という組織は実に怖い存在であることがよく分かります。 東電で働き家族を養っている人にとっては、大事で自慢の会社でしょうが、社員であっても知ることがなかった大きな恥部が存在していたわけです。 小学生の子供を洗脳して東電擁護の新聞投書をさせるなどは実に論外です。 電力の供給は社会資産の一つとしてなくてはならないものです。 なくてはならないものだから、多少の放射能禍は我慢しろというのは、それこそ本末転倒であり、傲慢の一言でしょう。
◯「反省も謝罪も誠意も一切ナシ!?」株主総会で露呈した東京電力の無責任で傲慢な正体(日刊サイゾー)
◯なぜ信用できないのか? 政府が発表する原発情報に(Business Media)
◯日本の放射能問題は深刻=元内閣官房参与・小佐古氏(WSJ)
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