扇風機を出しました。
ここ数日爽やかな風を堪能し、高原の涼しさの中にいたのですが、今日は台風6号の影響でしょうか大変蒸し暑く、とうとう扇風機を押入れから出して来ました。
先日、ご近所との会話の中で、20年あるいは30年前の信濃町の夏を比べると、すごく暑さを感じるということでした。 以前は窓を開けていても蚊が全く飛んで来ませんでしたが、今は夕方などにちょっと外を散歩すると、蚊の攻撃に遭うとのことです。 温暖化の影響は標高600m以上の信濃町にもやってきているようです。 今はゴキブリを見ませんが、そのうちゴキブリも越冬できて年中巣くうことになるかもしれません。
さて、この5月に、道の駅・天望館で「ぼたこしょうのしょうゆ煮」を試食販売をされていて、その時の味が忘れられず、今回、ぼたこしょうの醤油煮を我が家で作りました。
私は何もしていませんが、調理としては大変簡単で、ぼたこしょうの皮を適当に刻んで、出汁(我が家は天白さんのカツオ出汁)、みりん、醤油などで煮るだけです。 ただ、種は非常に辛いので、ほとんど捨てます。
信濃町では、ぼたこしょうをただ焼いただけでおかずにすることがよくあります。 この醤油煮ですと日持ちがして、秋や冬にも夏の味を楽しむことができるわけです。
ぼたを調理する時に、辛味成分がかなり飛びます。 玉ねぎを調理する時に、目から涙が出るように、揮発性の辛味成分が喉に入って、大げさな表現ですが息苦しくなるようです。 まあ、我が家では大量に調理しましたが、少量ではそういう影響はないかもしれません。
温かい、白いご飯の上に、この醤油煮を載せると本当に美味しく食が進みます。 このぼたこしょうに似た生のコショウ(葉唐辛子)、ナス、味噌漬け、茗荷などを細かく刻んだ「やたら」という料理も、ご当地の代表的なもので、辛さを話題に賑やかな宴を催すような状況にもなります。
「ぼたこしょう」と「やたら」は、北信、特に信濃町の代表的な野菜料理です。 是非、ご当地に来られて賞味願いたいと思います。
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