海外の赴任先へ戻った息子に続いて年末から来ていた別の家族も帰って、再び年寄りだけの静かな家庭に戻った。 正月に放送するテレビ番組は実にくだらないものが多いので点ける気にならず、静かな音楽でもと思って棚から出して聞き出したアルバムが、新垣勉さんの「届けたい-あなたに歌を」であった。
さて、昨年の韓国巡礼の旅の途中、釜山ではじめてお会いし、自宅にも泊めていただいたり、その後も機会あるごとにお会いしていた朴さんが日本に来られた。 息子さんが日本企業に勤め、なかなか親元へ帰って来ないので親の方から訪ねて来たようだった。 一緒に活動されている方とその娘さん達も連れて、富士山麓や横浜、東京を観光してきたと仰っていた。 連れの娘さんは日本語の勉強をしており、日本の大学へ進ませたい気持ちがあるようだ。 韓国も日本と同じような社会問題をかかえており、アメリカの属国になっているのも同じで、米軍使用地の返還問題でソウル市内の地上げに反対した住民が数名亡くなっていたが、住民との和解が成立したらしい。 ただ、死亡させた犯人は特定されず、警察組織が原因の元らしく不問にされているらしい。
明日には韓国へ戻るということで、数時間しかお会いすることが出来なかったが、フランスやスペインの時もそうであったが、歩き旅のおかげで色々な縁が出来るのが一番嬉しく、自分自身の人間的な幅を広げてくれるようにも感じる。 さて、いよいよ明日から雪堀りの毎日になるが、まずは我が家が雪に埋もれていないことを願っている。
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