雪景色が見たいと一昨日から来られていた客人が東京へ帰られた。 しんしんと雪が舞う大雪の日があったと思えば、今朝のように青空に真っ白な黒姫山が輝いた日もあって、客人には冬の黒姫を満喫されて帰られたようで我々もほっとした。
客人は一見して普通の小母さんというよりお婆ちゃんなのだが、政界や経済界などのお歴々と親交があり、そういった方々とのお話をいくつもうかがった。 その中には現在政治資金問題の渦中にいる方や亀井静香さんなどもおり、我々市井の者が知りえない話や人物像がうかがえて、やはりそうであったかと合点することが多かった。
そういった話や最近のニュースの中心にあること、またいくつかのブログ記事などを押しなべて見ると、この所の検察は国の機関としての動きではなく、アメリカCIAの傘下に組み入れられたような動きをしており、国の本来の機関としての動きをしていないように思われる。(現政権の法務大臣は何をしているのだろう。 雲隠れしているのではと思えて仕方ない) マスコミ然りで、一部の権力機関や権力者のための捜査摘発だと思われて仕方なく、今まさに変わろうとしている政治体制に水を差し、再び政権を元に戻すような画策をしていると思えてならない。 そして、国民はそういう実情を知ろうとせずに、テレビのワイド番組で話す愚かなコメンテーターの言葉を信じてしまっている。
韓国では、テレビのことを「馬鹿箱」というらしく、日本のテレビ番組は実に愚かな内容を放送していると、韓国の人に聞いたことがある。(韓国の番組も似たようなものはあった) そう云われるまでもなく、我々は、日本のテレビや新聞の殆どは実に「馬鹿箱」であることを自覚するべきあると思う。 今日はネット社会なので、自分の判断に必要な情報はいくらでもあるので、自分の頭で考え何をすべきか理解できるはずである。 「一億総白痴化」といったのは大宅壮一であったか、あれから何十年経っても「馬鹿箱」は変わらないのである。 テレビのデジタル化だとか、薄型テレビとか、大型テレビだとか、そんなことを話題にするよりも、自分が馬鹿箱に振り回されないよう利用するにはどうするのか、考えるのが先決であろうと感じている。
聡明な客人を見送って、帰りの列車の中で考えたのがそんなことであった。 因みに、我が家にはパソコン画面はかなりの数があるが、テレビ(受像機)は常住場所に1台のみでそれも物置のような部屋に置かれたままである。
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