今朝、いやに寒いなと布団から出て外の温度計を見たらマイナス10度であった。 昨晩、月も星もよく見えていたので、夜中に相当に冷えたのでしょう、朝から北信の山々が綺麗に見えていました。 今日も自前の仕事を一日済ませていたのですが、夕方になって、初めて炊飯に挑戦してみました。
幼い頃、実家には竃(へっつい)があって薪でご飯を炊いていましたが、釜と木蓋の間から噴出してくる甘ったるいような湯気そして釜を伝わる白い水滴、どれもが懐かしく思い出せるものでした。 ただ、自分で炊いた覚えはなく、もっぱら五右衛門風呂の焚き番だったので親は任せられなかったのでしょう。
今、玄米ですら電気釜がこなしてくれる時代ですが、あの湯気の匂いや釜の底をそぐおこげの楽しみは全くありません。 今日は、 一人玄米ではおかずも少なく寂しいので、玄米を精米して白米にし、鍋でご飯を炊いてみました。 はじめ中火で焚き蓋がぐらぐらして沸騰して来た頃から注視し火力を弱める。 (ガラスの蓋でないと見えないのだが)泡が出なくなって、米粒の間に隙間が目立って来た所で、再び1分ほど火力を強め、火を消した後は15分ほど蒸らすために放置しておく。 昔からよく言われている、「初めチョロチョロなかパッパ、赤子泣いても蓋取るな」ということなのでしょうが、「初めチョロチョロ」が鍋で炊く場合どういうことなのかよく分からない。 もっと経験を積めということなのでしょう。
オカズは家内が作っておいてくれたものに去年5月に瓶詰めしておいた蕗の酢漬け。 おさんじは、安納芋と天望館で売っている豆腐のおからから作ったクッキー。 安納芋は種子島の特産だが、シーズンは高価な食べ物となるので、我が家のはシーズン前とか鹿児島産とか亜流のものを調達しているが、これでも十分に満足できる。 信濃町の道の駅天望館で販売している豆腐は信濃町産の大豆から作られており甘みがあって美味しい。 我が家ではおからをかならず頂いて惣菜にしてり、このようにクッキーなどにも変身させている。 クッキーといっても固くなくソフトな歯ざわりで美味しい。 町内各戸にも宅配されているが、このおからの調理が面倒だとゴミにしている家もあると聞きます。 何とも勿体無い話です。
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