この絵は我が家の居間に掛けてある絵の一つである。 以前、黒姫に来宅された客人の友人が安塚町に居られるというので一緒に伺った時に頂いたものである。 校長職を退職されたものの、奥様に先立たれ一人静に暮らされており、我々の訪問を大変喜んで下さった。 なかなか絵がお上手で、旅先で撮った写真を元に水彩や色鉛筆などで作品にされていたようだった。 ここ数年お会いしていなかったが、夏に客人から頂いた電話ではみまかれたということであった。
点描というのは本来点を書き続けて絵にするものだそうだ。 この絵を見ていると再びアイルランドの地に立ち、出来れば野山を歩いてみたい。 私がアイルランドを訪ねたのはちょうど10年前。 アイルランドへ嫁いだ日本の女性がガイドをして下さり、北アイルランドを除いてほとんどの地を巡ることが出来ていた。 10年前はヨーロッパ、特にアイルランドやスペインは景気が良かったように記憶しているが、現在は厳しい経済の中で暮らしているのではないかと思う。 社会情勢が気になる所であるが、もう一度あのアラン諸島へ渡って石ころしかない地を歩いてみたい。
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