我が家では無(低)農薬野菜など自然農法で育ったものや昔から伝わってきた本来の加工品など、食材にはこだわってきており、現代の工場で生産された、しかも添加物の多い食材や養殖物、化学肥料で育った物等は極力口にしないようにしている。 また、ポストハーベストの影響のあるアメリカや中国等からの輸入食材も基本的に買わないようにしている。 そのように体に良いものをあれこれ選んでいるとどうしても高価な食材を買わざるをえないことが多いが、総量は多くなく腹八分目の食事なので十分足りているし、均すと食費はそう多くかかっていない。
そのおかげで私は半世紀以上生きてきて、重大な病気で医者にかかったことも入院したこともない。 したがって薬を飲む必要もなく、たまに通う歯科で国民保険を使う程度で、いたって健康なのである。
その健康の元は、気に入った日本古来の食材を愛でることだと思っているのだが、今日は伊勢の鰹節のお店からいくつか品物を入手してきた(一部頂きものもあるが)。 子供時分の私の役目は鰹節を削ることで、正月前にはたいそうな量を削ったような記憶がある。 煮干で取った出汁もあったかもしれないが、やはり削ったばかりの鰹節にはかなわない。
ここ数年、懇意にしていただいているのは、伊勢のまるてん。 まだ伊勢のお店にうかがったことはないのだが、東京近隣のデパートなどに来られる時は家内は必ず会いに出かけている。 食べる鰹節は酒の肴にもってこいで、気をつけていないと袋がすぐに空になってしまう。
0 件のコメント:
コメントを投稿