昨晩から今日にかけて東京や横浜では初雪が降っているとのこと。 雪降りといっても交通機関など生活に支障が生じるほどの降りではないでしょう。 いつであったかかなりの積雪があった日に、高速道路はチェーンやスノータイヤなどを履いていない車は規制され、そんな時に黒姫へ向かったことがあります。 高速はほとんど車は走っていないし、反対車線では強制的に降ろされている車の延々とつながる列が見られ、スノータイヤを履いているメリットを大いに感じたものでした。
以前は、ノーマルタイヤとスノータイヤの交換をほとんど自分でしていましたが、まだまだ交換作業をする力はあるものの、安全点検の見地からも最近はディーラーにタイヤを預け、季節ごとに交換してもらうことにしています。 当然それなりの費用がかかりますが、タイヤを保管するスペースを確保する手間も要らなくなりました。
12月から4月上旬までは黒姫に住まないとか、電車とタクシーの利用に限れば、スノータイヤひいては四駆車についても考慮する必要はありませんが、まだまだそこまで見切りをつけられないでいます。
そんな黒姫にあって、今日はふわふわした雪がわずかに落ちていましたが、すぐに止んでしまい、午後からは雲間にわずかに青空が見えていました。 ここ数日積雪がなく、何か気が抜けたような状態にあります。
さて、インターネットを見ているなかで、「トイレ後は便座を閉じるべき!」というタイトルに行き当たり、ずいぶんと卑近でつまらないことを話題にするものだと思った次第でした。
でも、日本人のトイレに関する使用感というのか、ある意味で清潔好きというより、ある種の異常ささえも感じてしまいます。 駅ビルや高速道サービスエリアのトイレによると、必ずどこかで清掃をしている様子に出会いますし、ホテルやデパートのトイレに行くと、便座を拭く消毒液が沁みた紙まで用意されています。
我々は、そう高いホテルには泊まりませんが、フランスでは鎖が天井から垂れたトイレでしたし、街中というのか利用したトイレの中には便座すらありませんでした。 便座がなくても座ることができますが、そう長居は疲れてできません。 私は比較的トイレ時間が長いので困りました。 バスターミナルなどのトイレはあまり管理されていないので、綺麗好きな人はそれなりに注意が必要です。 洗濯機置き場のような四角いマスの一箇所に穴が開いているトイレがありましたが、今だもって使い方は分かりません。
サンチャゴ(巡礼路)を歩いていた時の宿泊場所(アルベリゲ)のトイレはシャワー兼用、時に男女兼用でそれも一つとか二つとか数が大変少ない。 トイレ長めの私は朝4時頃に目覚ましをかけて起き、水を飲んだりバナナを食べて胃腸を刺激し、皆が起きる前にトイレに入るようにしていました。
バル(バー+喫茶)などである程度設備が整っているトイレもありますが、電灯が自動点灯してくれるものの、その時間は1?2分ほどで、すぐに消えて真っ暗。 腕を泳ぐように動かしているとセンサーが反応してくれますが、こういうのも西洋人との生活の違いを感じてしまいます。(電気代が高いのかもしれません)
巡礼路でトイレが利用できない時は、建物や木々の陰を利用するわけですが、そういう場所は皆気がつくとみえ、かならず使用後の紙が散らかっています。 トイレットペーパーと違いポケットティッシュは水に溶けないのでそのまま残ってしまい、それこそ環境を汚す結果になることでしょう。 まあ、向こうの人は大雑把なので、そこまで考えを及ばすことはないのかもしれません。
韓国の高速道路のサービスエリアは比較的少ないものの、トイレは日本と同じように綺麗です。 しかし、ソウル市内の宿やホテルでも、使った紙は流さず、備え付けの屑箱に捨てます。(シーラやロッテなど高級ホテルは違ったと思います) 下水道設備が不十分なためなのでしょう、夏場になると蝿や蚊がけっこう飛び回っています。 田舎へ行くと、堆肥として利用するため、トイレに座った前方に樋があり、小便と大便を分けるように排泄している所がありました。 今にも落ちそうな粗い格子の床、外から十分に認識できてしまう粗い格子のドアーなど、それなりの覚悟がないと使えないトイレを経験したこともありました。 落とした大便に籾殻をかけて蝿が来ないようにしている所もありました。
海外では、映画などに見られるようにトイレの個室のドアーの下部が空いているのが一般的ですが、中国では(と言っても地方でしょうが)丸見えというのか、かなりオープン状態だと聞いたことがあります。
そんな経験を思い起こしていたら、便座の蓋を閉じるとか開けたままにするというのは、実に末梢的な話題だと思った次第です。
今日は、尾籠な話題で失礼しました。
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