今朝、富士五湖周辺でたびたび地震が発生したということです。 でも気象庁はこれまで危惧されている東海地震との関係はないと発表していますが、はたしてそうなのでしょうか?。 昨年3月の東北大地震に対する注意や警報がなかったことを考えるとにわかに信じられないものがあります。 地底奥く深くつながっている地層やマグマについて、現代人はその常態を実際にはほとんど理解できていないのではと思えてしまうのです。
小松左京氏の「日本沈没」という小説がありますが、残念なことですが、日本という国土も世界一の経済を誇っていた日本経済も大きな揺れの中で埋没するという可能性もあながち否定できないものが感じられます。 今の菅直人に続いた実行力のない野田政権を見るだけでもそう思えてしまいます。 来たるべき状況に対し用心や準備するということではなく、自然の摂理として受け入れる気構えを持つしか、今の自分にはやれることがないように思えます。
さて、昨夜来降った雪は30cmほどで一昨日ほどの大雪ではありませんでした。
早朝、除雪ブルが道路の雪を片付けてくれた後、昼過ぎに再びやってくることを見越して、玄関前などの雪を出しましたが、そう量が多くないことと、体が雪にだいぶ慣れて来たのか、疲れを感じるほどではありませんでした。
日中、雪は止みそうな気配がありましたが、まだまだ降り続いています。 来週も雪降りは続くのでしょうか?
スノーダンプだけでの除雪作業は、アイスバーン状態の路面で転倒する心配がある上、体力も必要と、老齢(?)の身にはちょっときついような感じがしていますが、逆に身体のエクササイズになると思えば納得できる作業だと、今は言えます。 喉が渇いてビールは美味しいし、床に横になれば、すぐに寝入ってしまいます。 体重もやや下がり傾向にあり、当方にとっては、「雪降り、様さま」という感じで過ごしています。
でも、今年は、滑って頭を打ったり雪に埋もれたり、除雪機に絡まれたりと、除雪作業中の事故が多いそうです。 音が雪に吸収されてしまい、車が近づいているのに気がつかないということもあるようです。 雪を捨てる側溝の蓋を開けっ放しにしてしまうとか、とにもかくにも雪との付き合いは慎重にしなければと思います。
信濃町の隣の妙高市では、あまりの大雪で災害救助法が適用されている由。 ふだんなら買物に出かける、高田や直江津など、出かける気分には到底なれません。
我が家を建ててから数年後に滑りやすい素材に葺き替えてもらい、かなり滑るようにはなりましたが、それでもこんなふうに雪がひっかかってなかなか落ちてくれない時があります。
畑のブルーベリーの木々も達磨さん状態になってしまいました。
ここ数日の信濃毎日新聞のサイトに長野県内の降雪状況を報せる記事がありますが、豪雪地帯で知られる栄村の地震被災者が住む仮設住宅を平屋根にしたというのは実に驚きとしか言えません。 多分長野県の担当者が東京の業者などに丸投げして精査しなかったのでしょう。 平屋根では雪下ろししなければならないことは住民であれば誰でも分かることです。 屋根に勾配があれば積もった雪は流れ落ち、あとは除雪機などで片付ければ良いわけです。
20数年前に我が家を建てる時、県外の業者が地元の状況が分からず、簡易な基礎で家作りをし、冬に土台が凍って家が傾いてしまうという話を聞いたことがありました。 我が家が片流れの屋根にしなかったと同様に、えてして施主というのは家の形や意匠にこだわって地元の四季を理解できないで決めているのです。
地元の業者を利用しじっくり相談するのが、雪国での建築の第一歩です。
国も地方も行政には相互牽制というののでしょうか、お互いにチェックし合うというシステムが存在しないようです。 「おかみ」だと役人にまかせたままにしたのが、栄村の状況であるばかりでなく、今の日本の政治だとも言えます。
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