この所、ノート型マックブック(MacBookPro)の電源を入れたまま、数時間放置しておくと、いつのまにかフリーズしてしまい、マウスもキーボードも受け付けず、仕方なく電源の強制断を繰り返していました。
昨年、OS X LIONがリリースされた時、OSの上書きインストールをしており、その時の残滓が悪さをしているのかと思い、クリーンインストールの上でバックアップ・ディスクからの復元処理をしました。 外付けディスクにTime Machineを使ってバックアップしていたのですが、何故かドライブを認識せず、別ドライブにCarbonCopyClonerでバックアップしていたものを利用することで、ほぼ元通りになりました(と思います)。
でもOSの重さは解消せず、しかも従前はHDの使用容量が400Gbほどであったものが1割も増えて440Gbになってしまいました。 移行ユーティリティーを使って他のマック(HDD)から復元をしたのが悪かったのかもしれません。
そんなことをしていた中で、MacにPRAM & NVRAMクリアーという処理があることを知りました。 WindowsマシンでいうBiosに近い基本情報とでも言うのでしょうか、これをクリアー(電源投入時に「command + option + P + R」キーを同時に押し続ける)し初期化するもので、これをやったらあっけなく動きが快調となりました。
そして考えたのがローカルネットワーク内の回線速度の向上とMacBookProのバックアップ(Time Machine)態勢の見直し。
これまでBUFFALOのWiFiルーターとNASを利用していたのですが、WiFiルーターとバックアップHDが一体となったアップルのTime Capsuleを使ってみたら一挙両得な環境に改善されるのではないかとうことでした。
昨日、注文したTime Capsuleが届き、設定など半日悩みながらどうにか使えるようになり(分かってしまえばWindows機よりも簡単)、昨夜に実行させたTime Machineバックアップも18時間近くかけて正常に終わりました。
これで3年半使ってきたMacBookProですが、もうしばらく現役機として使っていけそうな感じになっています。 Time Capsuleの筐体にHDDの熱が伝わってきて温かいですが、気になるほどの熱ではありません。
これまで使っていたBUFFALOのルーターでのスピードテスト(カカクコム)です。
Time Capsule接続後のスピードテストです。 上り下りとも5割ほど改善されました。 家内のWiFi電波も少し改善され、iPhone画面に表示されるシグナルバーが1~2本増えました。 近くにある固定電話の無線子機を止めればもう少し改善されるかもしれません。
設定は、OSXやiOS5に付属のAirMacユーティリティを使用します。 Windowsのようにブラウザにルーターアドレスを入れても設定できないんですね。
ユーティリティ・ウインドウのTime Capsuleをクリックすると、接続情報が表示され、編集をクリックすると設定入力(変更)が可能となります。
半日悩んだのが、接続クライアント(パソコンやスマートフォーンなど)を特定(制限)するためのMacアドレスの登録方法(アップルの取説に詳しい記述がない)。 Macでは、MacアドレスのことをAirMac IDと言うそうです。
無線LAN環境の存在を外に知らせない、非公開ネットワーク(ステルスモード)の設定があるのも初めて知りました。 クライアント側で自動認識できない欠点はありますが、余計な情報を外に漏らさないという点ではありがたい機能で、以前のBUFFALOルータにはありませんでした。
最初のTime Machineバックアップ(430Gb)は18時間もかかりました。
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