2月に入っても相変わらず水っぽい雪で、3月のような気候が続いている。
あまりに積雪が少ないこともあって、予定していなかった同窓会出席やら税務申告などなどの用事を早々に済ませることにした。 しかし、いざ作業を始めようとしたらメインに使っているPCが起動しない。 これまでも不穏な動きはあったが、どうにか使えて来た。
今回は電源を投入した段階からIPL(Initial Program Loader)が起動せずにピーという無粋な音だけが鳴っている。(追記:BIOSが立ち上がらず、CMOSクリアを試すも症状は変らない) そのためバックアップDVDからの起動・復旧もかなわないのである。 6年3ヶ月使ってきたPCなので、ある意味では寿命かもしれず、修理に出してもメインボードなどの交換に数万円もかかるであろうから(加えCPUも遅いので)得策ではない。 代わりの最新機種を選定したい所だが、財務省とよく協議した上でないと余分な争議を起こすことにもなり、より慎重にならざるをえない。 なお、写真やドキュメントなど主要なデータは外付けHDにバックアップしてあるので大きな問題とはなっていない。
もう一つのトラブルは、税務申告にかかわる書類が何通も届いていないのであった。 昨日、発送元へ再発行を依頼したのだが、あれもこれも届いていないと5通以上にもなることが分かり、これは変だと最寄の郵便局へ問い合わせた。 その結果、かなりの量の郵便物が郵便局に残ったままであった。
旅行その他で家を長く空ける時は郵便物の留め置きを郵便局へ依頼し、その期限の翌日にまとめて配達してくれる制度をよく利用している。 しかし、昨年もあったが、まとめて送付してくれる際、留め置き期間の郵便物全てを配達してくれないのである。 必ず何かしらの郵便物を忘れているのである。 今回は、留め置き期間の前半分を残したままにしていたようだ。 因みに、昨年問い合わせた時は、「大事にお預かりしていました」という返答で、お詫びの言葉はなく、呆れてこちらが笑ってしまったほど。
一事が万事だとは云いたくないが、これが今の郵政の実態なのであろう。 あの郵政民営化が何のためされたか今だもって分からないのだが、配送の現場で未配達をたびたび発生させているということは、組織としての管理体制が整っていないということである。 郵貯や簡保を含め、郵政は本来国民サービスのための機関であったわけで、国民の福利厚生に生かされるべきものである。 それが民営化させ他の金融機関や宅配業者と競争させ、かつての国鉄と同様に効率化だけを目指している。 保険給付に使われるべき金で安易に簡保の保養施設などをつくり、今度はそれがお荷物になったと低価格でオリックス関連に譲渡させるという。 やっと総務大臣もそのことに気づいたようだ。 当然であろう。 これまでも金融機関の不良債権処理のため、日本の数多くの資産を安く海外の投資家へ売りさばいて来た。 国や国民のためでなく、私企業や海外資本を設けさせる政治家や官僚の施策は、それこそ犯罪行為だと言えるし、裏の世界で政治家などへ金が還流しているのではと穿った見方をしたくなってしまう。
加え、郵貯の金はアメリカ国債を買うために転用されているらしい。 日本がアメリカ国債を買うから、アメリカはアフガニスタンやイラクへ軍事活動を展開できている。 軍事活動の一端を郵貯が担っていると考えられる。 軍事活動は破壊と消費、そして抹殺のみであって(軍需工場が儲かることはあるが)、経済の再生も地域の復興も皆無である。 これからもアメリカは日本へ国債の買取を強いてくるだろうし、日本政府は愚かにも国民の財産をアメリカへ無為に垂れ流して行き続けるのであろう。
今日は、郵便配達の怠慢な現場から見た日本郵政に疑義を抱く一日であった。 なお、念のため記すが、郵便物配達忘れの問題は、柏原にある郵便局で起きたことではない。
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