この写真は、先日我が家のベランダから撮った黒姫ゲレンデの最上位である第六のコース。 望遠を一杯に利かせたが、廃止になったバーンとはいえ、写真で見る限り滑れるような感じがする。 実際にはかなり斜度があるので、自分にはここを滑る技術を持ち合わせていない。 この下の第二が精一杯といった所。 そんなゲレンデスキーも最近はあまり興味がわかず、人工的な音がしない林間を歩いている方が心地良くなって来た。
さて、そんな黒姫ゲレンデがある信濃町では、来月に町議会議員選挙が予定されている。 3月17日告示の22日投票という日程だが、実際の選挙戦は1月から既に始まっているようで、戦いは告示日には終わっていると、ある議員経験者の方が話されていた。 誰が立候補するとか、しそうだとか、という話が日々伝わり、それに従い投票依頼先の選定など作戦に余念がないようだ。
本来なら立候補にあたっての抱負や施策を策定し、選挙民に理解を求める道筋をたてる作業を優先すべきであろうし、それを選挙民が判断し信任を与えるのであろうが、信濃町のような狭い地域では、まずは地縁血縁の有る無しが当選にかかって来るのであろう。
しかし、信濃町は観光地として低迷しているだけでなく、子供(人口)の減少に伴う教育関係費の圧縮を目的にしているのであろう、町内にある小中学校を閉鎖し小中一貫校に切り替える計画を着々と進め、また産業廃棄物最終処分場計画に対しても明確な反対運動を展開できないでいるなど、数多くの問題を抱えている。 こういった諸問題に対し、将来の信濃町を創るという気概で立候補してくれればいいのだが、我田引水、私利私欲にかられた者達が地縁血縁などで選ばれるようなことは決してあってはならない。
今回の選挙から議席数は2つ減って14議席となっている。 信濃町の有権者数はたぶん8千ほどであろうと思われ、投票率は毎回75~80%なので、ざっと見ると400が当落ラインで500得れば当選は間違いない。
全体的な動きは来月にならないと分からないだろうが、4年間の町政を負託するに相応しい、旧態依然とした風潮に風穴をあけるような方々が、議員名簿に載ることを期待したい。
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