今冬と新緑期には黒姫に居り、その間の2月から4月にかけてはピースウォークに出かけてしまい、今年前半は自宅にいることがあまりなかった。(と書きましたが、まだ半年経ってませんね。 だんだん日にちの認識が薄くなって来たのは老化の一症状か?) 今日は大変良い天気になったので、近くに住む姪に声を掛けて食事に出かけることにした。 食事といっても、街中では高いばかりで美味しくなく、またファミレスのような所では食材の出所は分からず添加物てんこ盛りの食事しか食べられない。 そこで、わざわざ車を飛ばして神奈川県・葉山にある寿司屋さんと喫茶店がいつものコースで、帰りは漁港に寄って近海物が比較的安い値段で手に入ることとなった。 その分家内は帰宅してからの処理にしばらく奔走することになる。
私は夏でも珈琲はホットで、しかもブラックで飲むのを常としているが、家内などはアイスコーヒーなど時によって異なったものを飲む。 今日、彼女らが注文したのはコーヒーフロートだが、出てくるスタイルが他店と少し違っている。 広めのコップには既にアイスクリームが入っており、目の前で常温のコーヒーが注がれた。 数分すると中で溶けたアイスクリームがぽこっと浮き上がって来るのである。 砂糖も氷も入っていないコーヒーフロートは大変美味であった。 自分が飲むホットコーヒーも目の前で注がれるが、その際に名称が分からないのだが、泡立て器のような小さな道具でかき回す。 これをすると甘みが増すらしい。
初め我々しかいなかった店内に、次から次へとお客さんが入って来た。 住宅地の一角にあり、まず通りがかりで入る店ではないので、ひょっとしたらテレビで流されて知りやって来たお客さんかもしれない。
さて、Mac用のソフトウエア情報を提供している「新しもの好きのダウンロード」を時々見て、ソフトウエアのみならずハードウエア情報を入手しているのだが、ある時掲載されていた地デジ対応TVキャプチャBOXに目が留まった。 特にテレビを見たいわけでもないが、黒姫にはテレビ受像機がないので、何か必要な時にパソコン画面で見られればいいかなと思ったわけで、価格も定価の半額ほどであったことも購入動機となった。
しかし、商品が届いてもテレビ放送受信のためのアンテナがあるわけでなく、辛うじて受信できても「スクリーンキャプチャとは併用できません」と冷たく表示されてソフトウエアは強制終了されてしまった。
常住場所に戻ってから再度試してみても結果は同じで、何か常駐ソフトが影響しているようだが、そのソフト名が分からない。 ネット検索してみたらEvernoteが影響していると知り、これをアンインストールしたら、受信ソフトは問題なく起動し、録画、予約録画なども正常に行えた。 しかし、shift+command+3で画面ダンプを取ることができず、またInstantShotという画面キャプチャソフトを起動したら、受信ソフトm2tvそのものが強制終了されてしまった。 しかし、テレビ受信時であっても画面を取り込めるソフトがあることを知った。 それはSkitchという画像ソフトで、これは大変多機能のようである。 興味があるようでしたらskitch.comにアクセスするといいだろう。
正常に受信、そして録画できた結果を受けて、録画映像をiPhoneにコピーできることを知り、TVPlayerというアプリをインストールしたのだが、これがうまく機能しない。 もともとテレビ番組の著作権保護対策がガジガジに施されているようだが、そもそも録画した映像ファイルは受信ソフトのm2tvでしか見られず、他の形式の動画ファイルに置き換えることもできない。
iPhoneでTVPlayerを起動すると、まず最初に「正常に動作しない可能性がある」というメッセージが表示された。 この段階で何か問題があるなと思いつつ、Mac本体に録画したファイルのiPhoneへの転送が出来ないか試してみた。 最初は録画ファイルの一覧が表示されなかったが、あれこれ触っていたら、ある時から表示され、iPhoneへのダビング機能が正常に行われた(ようだった)。 ところが、ダビングしたファイルを見ようとすると「形式が対応していない」と起動してくれない。 そしてTVPlayerを一旦終了し再起動するとダビングしたはずの録画ファイルの一覧が消えてしまっていた。
これら一連の不具合で考えられるのは、著作権保護対策が厳重に施されているということで、その主たる要因は、私のiPhoneがJailBreakされたiPhoneであるからだと考えられた。
iPhoneで録画ファイルを見たいという理由も特にないので仕方ないと思うのだが、テレビ放送のデジタル化に伴う支障はこういう所にも現れているし、そのうちNHK受信料を払わずに番組を見ている家庭の特定にも利用されるだろうし、また見る番組の履歴を取り込み思想調査のようなことにも利用されることでしょう。 従いデジタル化すると綺麗な映像が見られて受信者には大変メリットがあるというようなもっともらしい宣伝を鵜呑みにしてはいけないと思うのです。
我が家は基本的にテレビ放送を見ないのでアナログ放送が終了したらそのままでいいと思っているし、デジタルテレビを買うつもりもない。 安易に体制に迎合すると前記したような個人にとっては不具合なことが多いと思っていた方が賢明であろうと思う。
今回、地デジ対応TVキャプチャBOXの機能を十分に享受できなかったが、最後の結論がそのようなことでした。 あとMac側で録画したファイルは30分番組でDVD1枚ほどの容量のようで、これはちょっと大きすぎます。 いくら最近のMacのHDの容量が大きいからとやたらに録画していたら満杯になって、通常のアプリ起動にも困るでしょう。 将来にわたって使う機器だとは到底思えませんでした。
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