信濃町観光協会の「案内所だより」に14日付けで「世界平和を願う石の鐘」という記事が掲載されている。 先の大戦時に供出された鐘の代わりに巨石をぶら下げて来た60余年のことを記しているのだが、この石鐘が平和のシンボルとして全国的に知られて来て2年が経ち、役場であれ観光協会であれ信濃町の人がこのことをやっと書くようになったのは嬉しい限りである。 気付くのが少し遅いようにも思うが、まぁそれは言わないことにしましょう。
因みに、当ブログでこの石の鐘を話題にしたタイトルを挙げてみましょう。
- 2008年7月28日 夕焼け小焼けで -石の鐘のこだまは-
- 2008年7月29日 信州・戦争展 ~語り継ぐ戦争~
- 2008年7月30日 称名寺へサイクリング
- 2008年9月 8日 ブログシステムの移行作業を終了
- 2009年8月17日 平和を待つ石の鐘
- 2010年5月 3日 初夏のような日差し
信濃町の現町長は経済論理を町政に持ち込むのだと前回の選挙で当選されましたが、この3年半の町政を見ていると、産廃問題や小中学校統廃合問題など、町民の意思に応えるという毅然とした態様に欠けるようにも思えます。 この11月には町長選挙が予定されており、すでに新人の方が立候補を表明されているようですが、町の活性化に対しお題目ではなく真に力を注ぐ気持ちで町政にあたってほしいと思います。
参考までに、先日見た「田中龍作ジャーナル」の「地元の宝を生かし雇用生む島」という記事のリンクを残しましょう。 限界集落になりそうな他の町村でも息を吹き返している所は多いと聞きます。 個々の利益を前提に考えるのではなく、今は血を流してでも総体の息吹きを考える思考がまず前提にあってほしいと思うのです。
- その1 http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/148829518.html
- その2 http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/148957854.html
- その3 http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/149244332.html
- その4 http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/149345922.html
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