今朝、いやに室内の温度が低いなと思って、外の温度計をみたらなんとマイナス10度でした。 まだまだ寒い日が続くんですね。 そのおかげといっては変ですが、早朝から雲ひとつない青空に山々が綺麗に浮かんでいました。 たぶんこの冬の中で一番綺麗な風景ではなかったかと思いました。
さて、今日は前回に続いて、信濃町の癒しの森事業の一環と思われる、スノーシューを履いて森を楽しむ会が催され、黒姫ゲレンデへ出かけて来ました。
テレビの旅番組などで芸能人が「癒されるー」と安易に使っていたり、「癒し」のノウハウ本があったり、はたまた癒しセミナーがあったりと、昨今「癒し」のオンパレードに軽薄短小さが感じられていました。 従い、町の「癒し事業」にもどことなく抵抗感があったのですが、先日東京工業大学の上田紀行先生のお話を聞き、また、今回「癒し事業」のお手伝いをされている方々の話を聞き、人と自然との共生感とでも言うのでしょうか、共に地球上にあって共に生きることへの積極的な関わりとして捉えるのであれば、大変意義のある活動ではないかと思った次第です。
森の中の静寂、見えないけど見える生き物たちの生態、芽吹きなどなど、活力の源があちこちにたくさんあるように思えました。 来春は借り物ではなく自前でスノーシューを調達し野山を巡りたいと思いました。 そしてかなりの運動になるんですね。
最後に参加者の方からお話のあった、金星と木星のこと。 夜になって西のほう、そう黒姫山の山頂のずっと上に、きらきら輝く2つの星が見えました。 ちょっと薄い雲がかかっていましたが、十分に見えました。 これも新しい発見でした。 山の中にいるおかげで自然に関わる発見や体験があることに感謝したいと思います。
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