「草庵雪夜作」(そうあんせつやのさく)というのは、良寛の辞世の(漢)詩(遺偈/ゆいげ)である。 良寛終焉の地である、新潟県・島崎の木村家へはこの3月に訪ねたのだが、作品などの公開は行っていないようで、観覧はあたわず民家がひっそりとあるのみであった。
今年は、良寛生誕250年記念だとかで、富山県の水墨美術館で、この木村家所蔵の良寛書などの展示を行ったようだ。 これを記念して良寛の書の複製を額装・軸装し販売すると案内が数日前に届いた。 上記の額装は39,900円、和歌巻にいたっては10万円を越える価格なので、おいそれと購入することは出来ない。
カーグラフィックなど自動車専門誌を発行している二玄社は、全く異にする東洋美術(書道)の出版も行っており、何故か時々(自社商品の記載がある場合など)こちらから「出版ダイジェスト」という新聞から送られて来る。 その中に、この良寛展と複製品の販売の記載があったのだが、富山での公開は既に終了しているとのこと。
今日の暦から : 美食過ぎれば身を滅ぼす
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