先日の講演会で購入したビデオをやっと視聴しガイドブックを読み終えた。 テーマが重いうえに、理解しながら見て行くので時間がかかってしまった。
2001年9月11日に起きた、民間航空機を利用したテロだという、世界貿易センタービル、ペンタゴン、ユナイテッド93便のどれもが、それまでの通常の認識では理解できない形で事件が起きていた。 誰もが、これらはイスラム関連のグループによるアメリカへの宣戦だと、アメリカ政府が発表したとおりに理解していた。 しかし、アメリカ軍がアフガニスタンやイラクに侵攻する中で、理由付けにされた大量破壊兵器などは何も発見されず、また、9.11とオサマ・ビン・ラディンとの関わりも今だもって不明。 Loose Changeというビデオをネットで見る頃になって、アメリカの主張、ひいては日本政府やメディアの発表はおかしいのではないかと思うようになった。
そして、今回かかるビデオを見たことで、7年前のあの事件はアメリカ政府の自作自演であると確信できた。 原油地域の権益のみならず、自分達の金儲けのために、ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、パウエル、ライスなどが海外派兵(侵略戦争)の理由付けに利用したわけだ。 当然、彼らの背後にいるのが、軍需産業を中心としたネオコンだ。 ブッシュの演説の中で、悪(Evil)の枢軸を一掃するのだという言葉がよく出るが、ブッシュこそがEvilで、歴代大統領の中で彼が最悪の人物である。 その一角にイラク戦争への給油支援として自衛隊の派遣を認めたコイズミがいたわけだ。 コイズミ - タケナカ に金が流れているという段落もどこかにあったように思う。 どちらにしても彼等は自らの権益ためには国民を殺すことも厭わないのである。 WTCでは日本人のビジネスマンも20数名死亡していると聞く。 無為に日本国民が殺され、アメリカ政府の発表を鵜呑みにする日本政府とはいったいどういう存在なのであろうか。 北朝鮮の拉致問題も含め、(外交)能力は全く無いに等しい。
自作自演は、アメリカ歴代政府のお家芸だと、1898年のメイン号事件、1962年のノースウッド作戦、1964年のトンキン湾事件、1980年のパナマ侵攻が上げられているし、日本軍による真珠湾奇襲作戦はアメリカ側が知りながら、これを利用したという説がよく言われている。 さらに9.11のシナリオが既に準備されていたことを吐露する発言もあったようだ。 また9.11が起きる前に、ブッシュなど政府関係者が軍需産業株を中心に買い漁っていたという記述もどこかにあった。
知らず知らずのうちに、日本政府や国家財政などがそういうアメリカに取り込まれ、これに迎合する大企業の利益優先経営の結果、日本国民には劣悪な労働環境を強いられ、非正規雇用という働いても楽にならない社会を造り上げて来たわけだ。 将来に展望のない若者は、刹那的に享楽を追い求め、そのためには殺戮も厭わなくなって来た。 そういう社会にしたのが現政権であり、かかる政治家を選んだのは我々国民である。 もっと目覚める必要があろう。 ブッシュ達の金儲けの結果、イラクで生じたのが一般住民への被害であり、特に子供達への劣化ウラン弾やクラスター爆弾による被害は実に悲しい。 ビデオの中からスナップショットを残そう。 この子供達が傷つく原因の一端に自衛隊派遣(後方支援、給油支援)があることを知って欲しい。
なお、ここに掲載したスナップの元のビデオ「イラク 戦場からの告発」は、「イラクの子どもを救う会」作成のものである。
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