昨日は、「非核兵器平和都市宣言 市民のつどい」という講演会に出席して来た。
趣旨概要
被爆63年。 今なお25万人の被爆者が苦しんでいる。 核の悲劇にかかわらず、神奈川県・横須賀米軍基地には、原子炉2基を持つ危険な原子力空母が配備され、首都圏3千万人の命の危険がもたらされている。
アメリカのイラク戦費は3兆ドルと言われ、日本も軍事費は5兆円です。 これらは平和と福祉を圧迫し、貧困と格差を広げています。
非核宣言と憲法9条が息づく平和な地球・希望の21世紀を築くために「市民のつどい」を開催します。
会は、非核・反戦の合唱から始まり、今夏平和大使としてジュネーブを訪ねた高校生の話しのあと、「平和な地球 希望の21世紀を」と題して、きくちゆみさんが話された。
先ず初めに、ゆみさんが外銀に勤めニューヨークで暮らした頃から千葉県に住むまでの略歴を話され、その中で何故9.11に関わるようになったかを説明されていた。 事件直後は、アメリカが報復戦争に出ないよう、あくまでも平和のうちに解決するよう、ニューヨーク・タイムズ紙などに意見広告を出すことに注力してきた(何と日本全国からの募金で可能になった由)が、ある時から9.11が意図的に作られたものではないかという疑惑を知り、現在のグローバル・ピースという活動を始めたとのこと。
後半は、数本のビデオのダイジェストを写しながら説明され、最後には、米軍が戦争できる金は日本が米国債を買っているからだと、そのツケがフリーターやワーキングプアという形で我々の生活に降りかかっていると話された。
その流れを変えるのが、間もなく予定されている総選挙だと言った所で彼女の講演は終わった。 最後の一言は実にそうだと思う。
ゆうちょ銀行など政府系金融機関の金は殆どアメリカのために使われているのだろうから、経済が停滞したらまず一番に回収不能になろう。 同盟国とか友好国と云っていたって、非常事態になれば日本の面倒なんかみられないのが道理。 そんな認識もない、漫画しか読めないような総理に親近感を持つ若者がいるそうだが、一国の主がそれでは情けないではないか。
以前、Loose Changeなどの映像をネットで観たことはあるし、ゆみさんのブログにも何回か訪ねたことはあるが、こんなにも熱心に活動をされている方だとは知らなかった。
4人の子供さんをお持ちだというが、一回り以上も若くて美しいお嬢さんのようで、しかも話し方が分かり易く、また人を卑下するようなことは決して仰らない。
昨日も、ブッシュの戦争行動に一番に賛同したのは当時首相であった小泉純一郎(さん)ですと、かならず敬称を付けていた。 我々ならコイズミと名指しで言うものの、ゆみさんは違っていた。 たぶん若い賛同者が集う、彼女の性格の良さなのであろう。
上掲の右側2つの画像は、来る11月3日に東京で行われる911真相究明国際会議を知らせるもの。 興味のある方は是非参加してほしい。 当日券の金額表示があるが、満席の場合は買えないおそれがあるので事前購入が良い。 次のビデオは以前の講演の際に収録されたもの(ダイジェスト)。
次に話されたのは、「原子力空母配備がもたらす危険といま私たちができること」と題して、弁護士の呉東正彦さんが話された。 時間があまりなく、次の小冊子にもあるいくつかの点を短く説明され、今後も空母配備撤回に向け運動を続けると仰っていた。
今日の暦から : 栗はビタミンCが豊富
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