先日、熊本県知事が川辺川ダム 計画反対の意思表示をされたと記した。 多少関わりのある者として、その前に反対の意思表示をしていたのだったが、昨日下記のメールが届いた。
このたびは、「知事への直行便」をいただきありがとうございました。
私は、先の9月定例県議会において、「球磨川という地域の宝を守りたい」という地域の方々の思いこそ「現在の民意」であると受け止め、現行の川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきであると判断したことを表明いたしました。
今回私が判断するにあたっては、県民の皆様をはじめ、様々な方々から多数のご意見をいただきました。全てのご意見が、私の判断のための貴重な材料となりました。ご意見をいただきました皆様にあらためてお礼申し上げます。
なお、今回の判断が、ダムに翻弄され苦しんでこられた五木村の方々のご期待にそえなかったことは、とても申し訳なく、胸が痛みます。五木村の皆様の思いに応えるためにも、村の生活再建にしっかりと取り組んで参りたいと考えています。
私は今回の判断が、五木村をはじめとして、人吉・球磨地域のブランド価値を高め、県全体の発展につながることを心から願っております。 今後とも県政へのご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。
平成20年10月15日 熊本県知事 蒲島 郁夫
さて、信濃町産廃施設計画に対し、以前長野県知事宛に疑義の旨メールを送っていたが、その回答内容についてこちらに記した。 読み比べると、県の姿勢というか、県知事の質の違いをまざまざと知らされてしまう。 官僚体質にどっぷりと浸かった御仁に、片や、農協務めの後アメリカの大学・大学院を卒業し東京大学の教授の任にまでなった者。 どちらが市井の苦渋をより感じられる人であるか当然に分かる。 信濃町の自然や町民の健康を真に考える長であれば、即座に計画を撤回できるはずだ。 浅川ダムといい、あの御仁には長野県の将来を憂慮する気持ちを持ち合わせていないと云える。
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