今日の信毎に、「英国のチャールズ皇太子、初めて長野へ」という記事が掲載されている。 掲載内容によれば、イギリス出身のニコルさんを訪問するのだという。 ということは、「初めて長野へ」ではなく、「初めて、信濃町(黒姫)へ」ということになろう。 チャールズ皇太子の称号はPrince of Walesであり、ニコルさんはウェールズ出身なので、まぁ、領主様が領民にはるばる会いに来るということだろうが、現段階ではまだ確定したスケジュールではないようだ。 実現すれば、また黒姫にスポットライトが当たるということになる。
そのウェールズだが、英国を縦横四等分して、大雑把に云ってスペインに近い左下部分と思えば良い。 自然が豊富というか、街を出ると丘陵が続くばかりで風景にあまり変化はない。 ただ時折、古色蒼然としたお城を見学できたり、動態保存(ナショナルトラスト)している蒸気機関車に会えたりするので興味深い地域ではある。 我々が訪ねて良かった場所は、Folk Museum。 昔の村を復活させたような博物館で、昔のままのパン屋や鍛冶屋があって、昔の生活を見せ製品を販売している。 韓国にも民俗村という、同じような趣旨の博物館があるが、日本にはこういう我々の先祖の生活を伝える場所はあるのだろうか。
1995年6月、バッキンガム宮殿付近に群集が集まり、正装した近衛兵が馬にまたがっている姿が見えたので、我々も正門前に移動。 見物人の一人から誕生日だと聞いた記憶があるが、女王の誕生日は4月のようだ。 その晩、ホテルのテレビで特集番組が見られたので、特別な日であったことは間違いない。 ちょうど宮殿を出て来る、馬車に乗ったエリザベス女王とアン王女(たぶん)の姿を見ることができた。 オープン型の馬車が2台通り過ぎて行き、皇太子はいなかったように思う。 あの頃は、ダイアナ妃と別居し騒がれていた時期であったので、あまり表には出ていなかったのかもしれない。
今日の暦から : 健康体を親に感謝
英国のチャールズ皇太子、初めて長野へ 10月9日(木)
英国のチャールズ皇太子夫妻が27日から5日間の日程で来日し、皇太子が30日、日帰りで長野県を訪問する予定であることが分かった。外務省によると、皇太子の来日は1990年以来で4回目。県内を訪れるのは初めて。
警備関係者によると、皇太子側は、英国出身で上水内郡信濃町在住の作家C・W・ニコルさん(68)を訪問することを検討しているとみられる。ニコルさんは2005年、長年の環境保護活動などを評価され、名誉大英勲章5位を贈られている。
ただ、外務省西欧課は8日、取材に対し「スケジュールなどの詳細は関係者や相手先などと調整中」、駐日英国大使館も「詳細は公表できない」としている。
皇太子夫妻は日英修好通商条約締結から今年で150年になるのを祝う目的で来日。外務省によると、夫妻は来日中、天皇、皇后両陛下と夕食をともにするほか、皇太子は麻生太郎首相と会談する。奈良県を訪問する予定もある。
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