昨年、民主党政権に変わったことで、いいことは一杯あったと思う。 遅々として進まない司法改革の中で冤罪事件が明らかになり、村木事件のように無謀な検察提訴にノーの判決が出るようにもなりました。 これも政権政党が変わった影響があると思う。 ただ、鳩山総理と小沢幹事長の急な退任、そしてこれに伴う菅内閣の誕生あたりから動きがおかしくなった。 特に、この9月での民主党党首選では公職選挙法が適用されないからと違法行為があきらかに行われていたと感じた。 以前、アメリカ大統領選の際、ブッシュ・ジュニアの2期目の時だったと思うが、接戦で投票結果がなかなか決まらず最後は手作業で確認作業をしていたと記憶している。 あの時、随分時代遅れな集計作業をしているなと感じたが、日本の民主党党首選もこれに近い物があった。 しかも、恣意的に集計操作が行わたのではないかという疑念がそこかしこに湧いたのである。
あの民主党党首選をきっかけとして、日本の各地で行われている選挙もきちんと管理されているのか大変疑わしく思えるようになって来た。 例えば、名古屋市議会の解散請求に対するリコール数も最初は否定されていたものが、異議申立てにより再集計し一転リコールを受け付けるようになった。 鹿児島県・徳之島では票の売買や差し替えなどが行われることが多いらしく選挙のたびに違反ニュースが流れている。 大手新聞社などマスコミが立候補者の中からことさらに優位に立つ人物を特集するのも、ある種の誘導操作であろう。 先月、実施された信濃町の町長選挙に対しても、何かしらの裏工作があったのではと、自分は疑いの目で見ている。 公明党の母体組織というのか、かかる信者もしくは一派が司法、教育、行政など社会組織の多くに入り込んでいると聞きます。 彼らが恣意的に動くかもしれないということも容易に想定されるのです。
百害あって一利なしのみのもんたが出て来るテレビ番組をはじめ、多くのワイド番組でも政治を話題にしていますが、視聴者を誘導するようなコメンテータの意見の羅列がしばしば見られ、そして、NHKですら視聴者を恣意的に煽動するような報道に終始しているのです。 内閣官房費がテレビ司会者や自称ジャーナリストに支払われていることからも、当然そのような動きになるのでしょう。 また、書店に行くと、NHKアナウンサーをやめた池上彰の本が何種類も並んでいます。 本人があれほどの本を書けるわけがないので、多くはゴーストライターが書いているのでしょう。 テレビにもよく出ているようですが、国民の眼を一方向に向けさせようと、何か恣意的な策謀があるように感じられるのです。 以前、テレビは「バカ箱」だと書いたことがありますが、ただ面白いからと毎日毎日テレビを見ていたら、自分の思考経路まで侵害占有され、あらぬ方向へと誘導され、小沢一郎は金にまみれた悪徳政治家だと短兵急に思わされてしまうのです。
所で、「反戦な家づくり」を開いたら、岩上安身オフィシャルサイトで(12/24)小沢一郎議員インタビューが掲載されているとあり、早速そのビデオ映像を見ました。 先月もニコニコ動画で配信された小沢さんのネット会見を見ましたが、小沢さんの論理は明解で納得できるものでした。 確かに公に出来ないことや明確に言えないことは当然あるでしょうが、そんな中でも理路整然というか、言葉のはしはしに確かさを感じるのでした。 現在、民主党は連立の相手探しに躍起になっており、数がまとまれば小沢一郎一派を離党させようとするのでしょう。 そして、最近の地方選挙で民主党が軒並み負けているのは小沢一郎議員の金問題だと盛んに喧伝していますが、問題はそんな所にあるのではないのです。 政治改革も行政改革も、米軍基地問題や領土問題も何も対処出来ない、何もしない菅政権の無能力さが国民に分かって来たからなのです。 ネットニュースを見ていると来月1月には菅政権は辞任を余儀なくされるのではと記している所もあるようですが、そういうふうに思わせるものが今の政権にはあるのです。
小沢さんが述べている内容には同意できない部分はありますが、植草一秀さんが言うように「日本の独立」を期するためには小沢さんが日本のリーダーとならなければならないと思います。 アメリカにも中国にも、独立国としての日本を認めさせるには、きちんとした思考に基づき、官僚や財閥を利するのではなく国民の益を考え物を言える人物が必要なのです。 最近、小沢さんの政治団体陸山会には個人で会員になる人が増えているそうです。 私も小沢さんの立場がはっきりした所で入会し支援しようと思っています。
101223小沢一郎衆議院議員 from iwakamiyasumi on Vimeo.
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