沖縄の普天間基地問題の行方は未だ混沌としていますが、岩国でも米軍基地の設備拡充が行われ、地元民の生活環境が侵されているはずなのですが、その実態や基地反対にかかわる運動などについてはマスコミも一切報道しないので、全国的に知れ渡ることはないのでしょう。
太平洋戦争後の混乱期、韓国の済州島(チェジュド)では多くの韓国人が同胞同士で殺し合うことがあったようで、その傷みの中で暮らしている人も多く、これまで米軍基地の設置にも住民が反対してきたと聞きました。 その済州島で、今度は韓国軍の海軍基地を作るのだと、その建設に反対する住民との間で小競り合いが続いているとのことです。
中国が東シナ海に浮かぶ韓国の小島を自分の領土だと、日本の尖閣諸島と同じような対応をしており、しかも軍備を増大している中国に韓国は危機感を感じているのでしょう。 でも、疑心暗鬼になって軍備をどんどん拡充しても、その行く先は見えないのです。 軍備は古くなれば使えず、常に新しい銃器や船舶などを入れ替えていかなければなりません。 国民の税金が湯水のごとく使われてしまい、国民の生活はないがしろにされてしまうのです。 日本ばかりでなく、韓国も中国も、もっと聡明な思考ができる政治家が出てほしいものだと思います。
今日、メーリングリストで届いたリンクを残します。 済州島では住民ばかりでなく平和を願う宗教者の団体も多く参加されているようで、韓国語は分からないまでも反対運動を写した写真は見ことが出来ます。 それだけでも実態の一辺を知ることが出来るでしょう。
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