年度が変わるこの時期には、どこのテレビ局も番組の編成替えがあり、ニュース番組も他局と競うように同じ時間帯に合わせ、顔の売れているアナウンサーやキャスターを登場させている。 ニュース番組がショー番組のようになって久しいが、視聴者に真実を知らせ、現実を考えさせるような姿勢で組まれているか非常に疑わしい。
所謂「やらせ」報道や未確認情報なども度々あったからである。 視聴率誘導操作や「サブリミナル」という視聴者の心理や潜在意識に働きかけるテレビ番組の制作手法はほとぼりが冷めると再び登場する。 と同時に、タレントとかコメンテーターという称号?で出演する輩も非常に多いが、専門家でもない彼らにどんな優れた能力を持っているというのか、これも非常に疑問に思えて仕方ない。
そう考えてくると、一方的に情報を与えることで、視聴者(=国民)に考える所作をさせないよう、新聞やテレビなどのメディアにより思想統制されていると思えてならない。 昨日、放送されたNHKの「警察機構内の裏金問題」を立ち見したが、核心には何も触れていなかった。 不透明な支払いによる犯罪情報の入手ではなく、もっと科学的な捜査ができるような体制に言及しないのだろうか。 以前、民放では、署長転勤の際には裏金が餞別金として払われ、2~3ヶ署を転任すると家が建つとも言っていた。
確信を衝かず、既に知られている内容を集めただけのNHKの番組であった。 見るに値しない番組がかくも多いのである。
極力、テレビ番組を見るのは止めよう。 見るだけ放送局などの思想操作の目論見に陥れられてしまうからである。 国民を馬鹿にしている映像を、赤子のお守りにしている親などは言語道断。
アチャコや浪花千恵子の「お父さんはお人好し」(?)だったか昔のラジオ放送が懐かしい。
(旧徒然日記から転記)