今日の暦から : 心にストレス、体に負担
そこで、野田英夫の人となりや画風を知るため、収録頁の一部を複写してここに掲載した。 但し、作品については無断複製となるためテキストを追加。
野尻湖畔・坂本屋旅館で絶筆となった「野尻の花」については、この時点では年譜に掲載はあるものの作品リストに含まれていない。 以前、上田の信濃デッサン館で見た記憶があるものの定かな記憶がない。 今夏以降、信濃デッサン館はリニューアルオープンするであろうから、あらためて見に行きたいと思っている。
1.壁画帰郷記念展パンフレット(表面) (1992年4月7日~5月24日)
2.壁画帰郷記念展パンフレット(裏面) (1992年4月7日~5月24日)
3.壁画帰郷記念展 図録表紙から
4.ピードモント・ハイスクール壁画・学園生活(1937)
5.車中の少女(1932)
6.男(1935)
7.ウッドストックの森(1932)
8.ルース像
9.野田英夫 年譜 その1
10.野田英夫 年譜 その2
11.野田英夫 年譜 その3
12.野田英夫 年譜 その4
本図録の中に、「坂本弁護士一家をさがしています」というパンフレットが残っていた。 1989年11月3日一家は横浜の自宅から拉致され、この1992年の時点では行方が分からなかった。 その後については既に報道されている通りだが、決して忘れてはならない事件である。
いつであったか、北鎌倉のある名刹を訪ねた時に、墓参に来られていた坂本弁護士のお母さんを見かけ、哀しみと苦しみが溢れた表情に何とも云えない想いを感じたことがある。 どんな信念があろうとも悲哀を呼ぶものに決して良いものはない。
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