JAながののカレンダーから日々の一言を書いていて、今年の暖冬と小雪に、時期が少しずれているようにも感じてしまう。
さて、パソコンの主流OSであるウインドウズを提供するマイクロソフトがビスタを出して約1ヶ月が経った。 パソコン売場を見ると全てビスタ搭載機だし、廉価機だとデスクトップで6万円、ノートだと8万円位から買うことができる。
マイクロソフトは、セキュリティーを高めたとアナウンスしているが、一般的には証左されていないし、追加機能がどれだけ一般人に有益なのか分からず、そのうち自前のPCが遅くなったり飽きてきたら、購入を考えればいいだろう。
それよりもスパム・メール対策が欲しい。 日に200~300のスパムメールが届き、ブログのコメントやトラックバックもくだらないものが50程ある。 毎日、PCの電源を入れて、これらを削除する所から作業が始まるのである。 最近は、メールソフトのスパム対策をスルーして何がなんでも見させようとするメールもある。
ところで、先日、マイクロソフトのビル・ゲイツとおぼしき人物が出てくる映画を見た。 2001年製作のサベイランス-監視-(ANTITRUST)というタイトルで、シナプスという全ての情報を統括してしまうシステムを導入するソフトウエア会社を舞台にした物語である。
実際のマイクロソフトが他社の技術を買い取り、OSに組み込み会社を大きくしてきたように、この会社もガレージ企業から大きくなったという設定である。 そして、優秀な人材を取り込んで行く中で、社員の生活を監視し、力のない者は切り落としていく。 そんな中で、社内の異常をある社員が見つけていくのである。
結果、ガレージからシナプスというシステムを利用して、悪巧みの存在を世界にアナウンスしてしまういう、ガレージから大きくなった企業を、ガレージから潰してしまうという痛快な内容であった。
実際のビル・ゲイツは、福祉財団を作り慈善事業など社会への還元を行っているが、あながちこのストーリーを全面的に否定する気にはなれない。 ビッグワンとか、ビッグスリーとか、企業の大きさを示す言い方はあるが、寡占化は社会にとって決してプラスにはならない。 適正な競争原理がない社会は、独善的て富の偏在など、問題ある社会になる恐れがあると思うから。
映画の最後にあった台詞で、「知識は世界の財産」というのは重要な意味を含んでいるようにも思う。
アカデミーにノミネートされたとかしないとか騒がしい、ここ数日だが、少し古い映画でもこのように考えさせられ、そして楽しめるものがある。
2 件のコメント:
スパムが200とはひどいですね。どうも、日本のISPのあまさにもよるみたいです。私の契約しているISPは、スパムを乱発している送信サーバをブラックリストにあげてボイコットしてしまいます。私は、スパムフィルタは、ISPまかせですが、私のほうには、スパムは1日1通あるかないかぐらいです。その代わり、ボイコットされている送信サーバからの正規メールも不通となります。たしか、はんぐろさんからのメールも着かないということもありました、多分ボイコットされていたと思います。私がメール交換する日本のアドレスは、4-5ぐらいですが、今のところ、そのうちの3アドレスは不通です。スパム乱発サーバのボイコットには是非はあるでしょうが、すくなくとも私自身の手間がはぶけます。一頃は、メールが盛んでしたが、皆ブログなどするようになり、コメントがメールのかわりになってしまったようなものです。どうせ、さしさわりのないことです。
掲示板もスパム対策で管理するのが困難というか馬鹿らしくなりますよね。スパ&スパの掲示板閉鎖もスパムの被害が理由でしょう。
200超というのは4つのメールIDの合計なのですが、取り合えずメールソフトをMozilla Thunderbirdに代えてフィルターを利かせているので、かなりの数がゴミ箱へと速効となるので随分と楽にはなりました。
ニフティもISP側でフィルター機能があるので少しは効果があるようですが、一番具合の悪いのはバーチャルドメインサーバーのメールボックスで、ホストがアメリカのどこかにあるようですが、名簿が売り買いされているようです。 一応フィルター機能はあるのですが、殆ど利かないというか、スパム数に設定が追いつきません。 メールにかかわるIPなど手順の知識がないので分からないのですが、設定ID以外のメールでも入って来てしまいます。
サーバーレンタルの契約上、指定されたメールIDは使わざるを得ず、サーバーの移転や使い方を含め見直しをしようとは思っています。
コメントを投稿