牧場から排出される牛糞を利用した堆肥を作る、JAながの(ながの農協)の堆肥センターが大井にあるが、ここから買う堆肥袋に以前は「くろひめモーちゃん」という名が付いていた。
ところが、何時変わったか分からないが、「まきばのモーちゃん」となっているのにこの春気が付いた。
ながの農協が合併を繰り返し、長水(長野・上水内郡)地方全域をテリトリーとしている中で、「くろひめ」という一地域の名では具合が悪いということにでもなったのであろう。
そういえば、信濃町には、野尻、柏原、古間、富士里と4ヶ所あった農協の支店(支所)は5月であったか、柏原店に統合され一ヶ店のみになってしまった。(余計なことだが、まだ使い出して日の浅い、古間支店の建物は何に転用するのだろうか? ちょっと勿体無い感じ) ゆうちょ銀行も民間の一金融機関として営業しはじめているが、どこもかしこ民間となって良いのか、今の流れには何がしか疑問が感じられる。
農協も、悪く言うとこれまで農家を食いものにしてきたと思うが、地場の金融、共済、農済という役目を担って来たわけで、合理化の陰でこういった役目がないがしろにされるとしたら、本末転倒のような気がする。
黒姫に来た当初は、保険や共済、貯金など随分とながの農協の支所をたずねることは多かったが、今のようにその形態が変わってくると、少し遠い存在となって足は自然に遠のくことになってしまう。
今日の暦から : 良い習慣に病は無い
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