先日、「チベット2002~ダラムサラより~」という映画を観たと記したが、その時にいただいた案内を見て、今日は、善光寺門前にある西方寺で行われた大チベット祭に出かけて来た。 11日(月)まで色々なイベントが行われるとあり、その中で特にチャムという舞踊を見たかったのである。 舞踊劇チャムは、何日もかけて僧院内で修行した僧がその修行体験を院外に出て伝え踊るものだそうだ。 会を告げるホルンのような楽器を鳴らし、まず説法のような問答から始まる。 質問の形や答に決まったものはないそうだが、思い思いに信仰についての疑問をお互いに投げかけるものとのこと。 その後、いくつかの舞踊が始まり、解説もあったのだが意味を理解するのは難しかった。
チャムの後は、チベット式護摩供養。 我々も子供達の安然を願って護摩祈願に参加した。 護摩木を焚く中で火の神様などを呼び、大麦など種々のお供えを、本来はバターだそうだが、今回は胡麻油を護摩にそそいでいた。
西方寺の庫裏では、ダライラマ法王の祈りの声が入ったCDやチベットの民芸品の販売、写真展、組みひも体験などなどがあった。 チベットの写真展では、毛沢東以降の中国がいかにチベット人民を苦しめて来ているかを如実に感じることが出来た。 洋の東西を問わず、権力を持った人間が正義の御旗の元に民を苦しめる構図は、いつの世も変わっていないと言える。
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